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去年の百貨店売上高、１５年連続マイナス

　日本百貨店協会が発表した去年１２月の全国の百貨店の売上高は７３１８億円あまりで、１年前と比べて０．８％増加しました。６か月ぶりのプラスです。

　１２月は、全国的に厳しい寒さが続き、冬物衣料が伸びたことに加えて、クリスマスケーキやおせちなどが好調に推移しました。ただ、同時に発表された去年１年間の売上高は震災による節電や自粛のほか、天候不順で売り上げに占めるシェアの高い衣料品が不振だったことが響き、１５年連続のマイナスという結果に終わりました。

　協会では、足元の状況について「非常に好調」としながらも、今後については「世界経済や消費税の引き上げなど不安要素もある」と話しています。（19日19:48）

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