【双语阅读】【恋空】第三十九回
在日本的这部叫做【恋空】的手机小说
这是一部感动1200万人的小说。
2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。
今天我们将继续阅读【恋空】。
第一页 日语原文
第二页 中文翻译作品
【日语原文】
サリナと別れたヒロ。
不謹慎ながらも淡い期待を抱いてしまう。 教室には向かわず
直接図書室へ向かった。
息を大きく吐き出し 図書室のドアを開ける。
ガラララ
まっさきに目に入ったのは机に座るヒロの 姿。
こんな状況の中 久しぶりに会うヒロに胸がときめく。
【キレてたっぽかった】 ノゾムの言葉さえも
忘れて…。
「座れ」 ヒロの声だ。
ヒロ会いたかった。 会いたかったよ。
イスに座らずに 冷たい床の上に座った。
ヒロはいらついたように貧乏ゆすりをして いる。
「サリナに嫌がらせしたんだってな?」
「はい??」 久しぶりの会話なのに、二人の間には重い
空気。
「サリナから聞いたけどお前サリナの陰口言って たんだってな?」
「それ逆だし…ってか」 最後まで言い終わらないうちに、
ヒロは言葉を遮った。
「そのせいで俺ら別れたんだけど」
「…どーゆーこと??」
「サリナがお前に嫌がらせされて辛いから別 れたいって言ってきたんだよ」
「違うよ。サリナはヒロがイメージと…」
話している途中に 気が付いた。
…やられた。 ハメられた。 あの女に。
「お前のせいで俺ら別れたんだよ」
「ヒロのバカ。もういいよ………」 図書室を出ようと
ドアに手をかけた時…
「どーしてくれんだよ」 腕をぐいっと掴まれ、
図書室にはヒロの声が響き渡った。
「………離して」 その手を強く
振り払う。
「……一生あの女に騙されてれば?!バカ っ」
強引にドアをあけ 図書室を出て教室まで全速力で走った。
サリナは男をコロコロ変えるタイプで ヒロと付き合い始めた時もう一人彼氏がい た。
二股していたのだ。 その相手が朝一緒に歩いてたいかつい男。 サリナはヒロが見た目のイメージとちょっと
違ったからって、
ヒロに別れを告げてもう一人の男を選ん だ。
しかし別れる理由が見つからなく 嫌いだった美嘉に嫌がらせされたという理 由でヒロに別れを告げた…。
二股をしていたうえ美嘉のせいにしてヒロ に別れを告げたサリナは最低な女。
でもサリナを信じて美嘉の話を聞こうともせ ず信じてくれなかったヒロの方が最低な男 だよ。
久しぶりに会えて嬉しかったのに。 もしかしたらまた前みたいに戻れるかもっ て思ったのに。
この日をきっかけに、 美嘉は変わり始めた。
ヒロとサリナはそれから 本当に別れてしまったみたいだ。
…当たり前か。
そんなことは もう関係ない。
PHS から最新の携帯電話に変えた。 新しいアドレス張に一度だけ登録したヒロ
の番号は、 考えるに考えて削除した
登録していると連絡してしまいそうになる から…
見返したい!! いつしかそう思うようになりダイエットを
始めて 5 ㎏減。
ギャルメイクを卒業し、アヤからお姉系のメ イクを教わり実践してみる。
ミロングでストレートだった髪も、 美容室へ行きエクステを付け巻いてもらっ た。
今までつけたことのなかったヘーゼル色の カラーコンタクトを付け、 ネイルにも力を入れる。
ヒロと別れて二ヶ月。
「かわいくなったね!」 周りの人からこう言われることが増えた。 ノゾムと別れてからずっとフリーのアヤと二人
で街に繰り出し
ナンパ待ちをする。
友達から誘われるクラブやパーティーにも 参加。
遊んでいれば何も考えなくてすむ…。
ヒロは対抗するかのように荒れ始めてい た。
明るい茶色だった髪も眩しい金色に染ま り、
学校での喧嘩はたびたび…。
二人にはいつしか
距離が出来ていた。
━夏休み
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