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【双语阅读】【恋空】第四十一回

时间:2011-06-08 14:07:04  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说
这是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

今天我们将继续阅读【恋空】。

第一页  日语原文

第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 

学校祭が近い。

美嘉のクラスはホームルームで話し合いの 結果、ステージでバンド演奏をすることに なった。

じゃんけんで負けた美嘉は、 あまり経験のないベースをやるはめに…。

もともと人前に出るのが苦手だったせいも あって学校祭が近づくたび気持ちが重くな っていく。

そんな時、 元気をくれたのがミヤビだ

ミヤビは学校祭のステージでボーカル担当の 同じクラスの女の子。

美嘉のようにじゃんけんで負けたのではな く、
自らボーカルを立候補。

ミヤビはギャル系ではなくメイクも全くと言 っていいほどしていない。

ぽっちゃりした体型に 雪のように白い肌。

赤いゴムで二つにしばった髪形がとても似 合っていて、 まんまるの目を細めていつもニコニコして いる。

常に元気で明るくて前向きで、 笑顔がとってもかわいい女の子だ。

ミヤビとは地元が一緒で同じ中学校だったけ ど、
挨拶程度の仲だった。
学校祭のバンド練習をきっかけに、 仲良くするようになったのだ。

放課後学校祭で演奏する曲を二人で相談し ていた
「決めておいて」 ギターとドラム担当のじゃんけんで負けた
二人の男は そそくさと帰ってしまった。

「曲どうするぅ?」

鉛筆を回すミヤビ。

「う~ん………」

その時 突然頭の中に浮かんだのは、
浜崎あゆみの“who...” ヒロが好きな曲で、
いつも一緒にいる時部屋で聞いていたのを 覚えている。

カラオケで歌ってヒロに喜んでもらおうと CD を買って一生懸命練習したこともあっ たな…。

しかしステージと言えば当然盛り上がる曲 をやるだろう。
“who...”はバラード。 ダメもとで
聞いてみることにした。

「ねぇ、浜崎あゆみの who...とかはど う??」

ミヤビは考える様子もなくすぐに口を開く。

「あっ、いいかもね!その曲好きなの!?」

「うん…元カレとの思い出の曲なの!!大切 な曲なんだぁ」

なんだか恥ずかしくてミヤビの顔を見れずに うつむいた。
「まだ、好きなの…?」 周りの人には
「もう諦めた」だとか、「好きじゃない」と 言って自分の気持ちをごまかしていたけ
ど、 ミヤビの前だとなぜか素直になれる。

きっとミヤビとヒロの間に繋がりがないか ら…。

アヤはノゾムと繋がっていてノゾムはヒロと繋が っているから 本音を言うことが出来ないでいた。 でもミヤビになら…

「まだ好き…」 沈黙の中、
ミヤビの返事を待つ。

別れて結構経つのに、 未練たらしいとか思われたかな??

おそるおそる顔をあげてミヤビの顔を見る と、 ミヤビはニコッと笑って沈黙を破った。

「それでいいと思うよ!無理して忘れなく てもいいじゃん!ずっと好きでいてもいい と思うよ!」

ヒロと別れてから、 周りからは早く忘れなって言われ続けてい た。

この言葉を 誰かに言って欲しかったのかもしれない…。
「…あんがとぉ」 立ち上がり、
興奮した様子で話すミヤビ。

「そうだ!who...さ、美嘉も一緒に歌おう よ!」

いきなりの意見にきょとんとする美嘉。

「…えっ、無理っ!!音痴だし!!」

「いいじゃんいいじゃん!私も一緒に歌う からさはい決定~!」

強引に 決められてしまった。

ヒロとの大切な思い出の曲を、 一緒に歌おうと言ってくれたミヤビの心遣い には深く感謝…。
who...は一番最後に演奏することになった。 学校祭に向け、
毎日練習の日々。

慣れないベース練習に 指の皮はボロボロ。

だけどミヤビと励まし合い乗り越え続けた。

 

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