您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 恋空 > 正文

【双语阅读】【恋空】第五十五回

时间:2011-06-29 16:04:29  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说,是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

我们已经读了这么久,大家喜欢这部小说吗?

请伴随着优美的电影原声音乐,继续和美嘉一起,度过一段不可思议的青春时光吧。

第一页  日语原文

第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 

分も治り 再びみんなと合流。

日が落ちるまで存分に楽しみ 遊び疲れたところで温泉へ…。

部屋割りはもちろん 美嘉.アヤ.イス?ミの女グループだ。

部屋に荷物を置き 浴衣に着替え夕飯を食べに行く。

お腹いっぱいになったところで 次はメインの温泉。

「お風呂行こ~」 タオルを振り回すイス?ミ。
「あたし昨日からアレで入れないんだぁ…」
「「残念~↓↓」」 アヤを部屋に残し
二人はお風呂に向かった

脱衣所で恥ずかしげもなく服を脱ぐ。
「広い~!!」 お風呂は全部で五つ。

水風呂.泡がボコボコと出ている風呂.寝風 呂.薬湯風呂.露天風呂。

「露天風呂行こうか」 子供みたいにはしゃぐイス?ミを見て美嘉の気
持ちも高まり、 騒ぎながら露天風呂に入るため外に出た。

運よく露天風呂は美嘉とイス?ミだけ。
二人はお風呂へ 飛び込む。
「貸し切り~っ!!」 足をバシャバシャさせながら
大声を張り上げる美嘉。

「ねぇねぇ、隣男湯の露天風呂かな?なん かシンタロウ達の声聞こえない?」

二人は動きを止め 耳を澄ませた。

「ヤマト隠すなって」 シンタロウの声だ。
美嘉とイス?ミは顔を見合わせて笑う。

「ちょっ…タオル取んな!あ~優さんまでや めて下さいよ!」

ヤマトの声。
「誰も見てへんって!」 この関西弁は優。

そして大笑いしてるのがきっと?ンちゃんの 声だ。

「あいつらバカだね~!でも楽しそうだね」

「仲良しだね!!」

「優さんも?ンちゃんも年上ぶらないし話し やすいあ~来て良かった!」

美嘉は 大きく頷いた。

“来て良かった”
その通り。 本当に
来て良かった。

イス?ミは小さくたたんだタオルを頭に乗せ、 ひそひそと話し始めた。
「優さんとはどう?!」 イス?ミの真剣な眼差し。
どんな答えを期待しているのか…。

「ど…どうってなんもないよ!!」 唐突な質問に
声がうわずる。

「好きになりそうとかないの?!」
「まだわからないなぁ~↓↓」 イス?ミはキョロキョロと辺りを見渡し誰もい
ないことを確認すると 再び話し始めた。

「今日車の中で優さんに美嘉のことどう思 う?って聞いたらカワイイしほっとけない って言ってたよ」

動揺する心。 しかしすぐに冷静さを取り戻す。

「妹みたいだからだよ~5 歳の妹に似てる らしい!!」

「でもでも~少し考えてみたら?これから 何回も遊んでみてさ優さんなら私安心出 来るし。美嘉には幸せになってほしいもん! ね?」
強引なイス?ミには 負けてしまう。

「……わかったぁ!!」

優が優しくしてくれるのは 美嘉が妹に似てるから。

確かに恋はしたい。 でも辛い恋はもう…。

優はヒロに似ている。 例えば背が高いところ。声が低いところ。 頭を撫でるタイミングや子供みたいに無邪
気な笑顔が…。

だから優とヒロを重ねてときめいたりする 事もある。

でもそれって 恋とは違うと思うんだ。

ヒロはヒロ。 優は優。

似ていても別の人間。

似ているからこそ 恋に発展するのが怖いのかもしれない。

これからは、
“優”という一人の人間を見よう。

長話をしていたせいでのぼせてしまい、 露天風呂を出た。

体や髪を丁寧に洗い 浴衣に着替えて出る。

ちょうどお風呂から出て来たヤマト達と 鉢合わせをした。

優と一瞬目が合ったが、露天風呂でイス?ミと 優の話をした手前照れくさい。

美嘉は目線を 地面へとずらした。

別に告白されたわけでもないのに、 何意識してんだろ…。
変なの。

「お~浴衣セクシー」 いやらしい目付きで二人を見るヤマトの足を
強く踏み付けた。

「セクハラヤマト!!」

「さっき露天風呂でみんなの声聞こえたよ」

イス?ミの言葉に ?ンちゃんが思い出し笑いをしている。

「ヤマトってアレが…」 何かを言いかけたシンタロウの口を
ヤマトが両手でおさえる。

「聞きたいぃ」 興味深々のイス?ミ。
「みんなアホや!な?」

優は美嘉に 同意を求めている。

「そっ…そうだね!!」

なるべく意識をしないよう平然を装って答 えた。

指で美嘉の腰あたりをツンツンと突き、 ニヤニヤしているイス?ミ。

そんなイス?ミの二の腕を軽くつねり舌を出し た。

「るせ~!シンタロウ!」 熱くなるヤマトに?ンちゃんが軽く止めにはい
る。

「まぁまぁ。楽しくしよう~」

「さっき美嘉と言ってたんですよ~旅行来 て良かったねって」

イス?ミの一言でその場の雰囲気が明るくなっ た。

「計画立てたかいがあったわ」 満足げな顔のシンタロウ。

「俺もやわ!」

「俺も」

「俺も~」

優に続きヤマトと?ンちゃんも頷いた。

部屋に戻り、 今日一日で遊び疲れてしまったのか布団に 入ってすぐに眠りについた。

 

上一页 [1] [2] 下一页

相关阅读

文章总排行

本月文章排行

无觅相关文章插件,快速提升流量