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【双语阅读】【恋空】第七十一回

时间:2011-07-25 22:22:24  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说,是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

我们已经读了这么久,大家喜欢这部小说吗?

请伴随着优美的电影原声音乐,继续和美嘉一起,度过一段不可思议的青春时光吧。

第一页  日语原文

第二页 中文翻译作品

【日语原文】


━高校三年三学期

…と言っても授業は一週間くらいしかなく て 残すは受験と卒業式くらいなんだけどね。

「おはよ~でぇす」
「美嘉~おはよん!」

教室のドアを開けたと同時に挨拶を返して くれたイス?ミとシンタロウカップルを見ると、 学校に来たと実感する。
「クリスマスどうだった!?」 イス?ミの問いに
前もって用意していた返事で答えた。

最高だったよん!!」

「お~言うね言うね」

ガラガラ シンタロウの声と同時に教室のドアが開き、
クラス中がざわめいた。

その原因は…ヤマト。 超ギャル男に
大変身している。

「お~っす↑↑」
「ヤ…マト」 イス?ミは持っていたペンを床に落とした。

「お、なんか美嘉雰囲気変わったな~↑」

「えっ、そう??ヤマトほどじゃないけどね…」

「何があった?」

シンタロウの問いにかばんから手鏡を取り出し、 髪をサッと整えながら答えるヤマト。

「俺彼女できたんだわ↑その子ギャル男好 きみたいでさぁ↑」

この時確実に美嘉とイス?ミとシンタロウの 心の声が揃っただろう。

ヤマトって
“単純”だったのか…。

呆れた雰囲気の中で 会話は続く。

「彼女ここの学校??」

美嘉の問いにヤマトは親指をたてウィンクし ながら答えた。
「違う学校だぜぇ↑」 語尾を上げ
話し方もギャル男を意識している様子。

「受験する気あんの?」

「バリバリぃ↑」 イス?ミの厳しい口調もヤマトには効かない。

「おはぁ」 後ろから話に割り込んで来たアヤ。
隣のギャル男がヤマトだとは気付いていない 様子。


「美嘉雰囲気変わった~フェロモン出てる

「だよな俺も思った↑」

横から口を挟むヤマト。 アヤは眉をしかめながらヤマトの顔を凝視した。

「…は?ヤマト?何その髪の色に顔黒。ありえ ない!何が起きたの!?」
「彼女の好みがギャル男らしーよ」 興奮するアヤにシンタロウは冷静に答えた。

「彼女!?でもその変化はありえないから ぁ!それより美嘉は何かあった?!」

話題は美嘉へと変わる。嫌な予感…。

「確かに大人っぽくなったもしかして優 さんと…」

イス?ミが何を言いたいのか想像はつく。
「やっちゃった!?」 アヤからの一声。
やっぱりその話題か…。
「マジで?そこんとこどうなの↑」 髪をいじりながら問い質すヤマトをよそに
返事を考えていた。

待てよ。 いいことを考えた。

「みんなが先に教えてくれたら教え る~!!」

こうすれば みんな犠牲になるから。

最初に口を開いたのは 下ネタ上等のアヤだ。

「あたし達は毎日してるでも?ンちゃん早 いんのぉ~イス?ミちゃん達は?」

「俺らもだよな~イス?ミなんてもう毎日うる さくて…痛っ」

イス?ミがシンタロウに 手加減なしでげんこつをする。

「シンタロウなんて口だけだよ!いざとなったら 勇気ないとか言い出すんだもん。まだ未遂

「残念ながらそーゆーこと。ヤマトはどうな の?」

ヤマトは彼女のことを思い出したのか ニヤッと不気味な笑いを浮かべた。
「彼女経験ねーし手出せねーよ↑↑」 みんなが思ったことは
ただ一つ。
ヤマトをここまでギャル男に変えてしまう彼 女は
本当に処女なのだろうか…。

「美嘉は美嘉は~!?」 返事を急ぐアヤ。

美嘉は親指と人差し指で小さな円を作っ た。

四人はいっきに 盛り上がる。

「マジで!?」
「どうだった!?」 立ち上がるみんなの勢いに圧倒されつつ
も、 両手を使ってハートを作り少し乙女ちっく に
答えてみた。

「超~幸せだったよ」

「ったく幸せそうな顔しやがって~↑」

そう言いながら 自分も幸せそうなヤマト。
「おめでと」 イス?ミはお母さんのように頭を撫でてくれ
た。
「みんなカップルだな」 シンタロウの言葉を聞き
アヤが一つの提案をする。

「卒業式の日カップルで集まって卒業パー ティーしない?」

「「賛成~」」 四人の声が揃った。

「とりあえず受験合格だね!」
「勉強頑張ろうぜ~」 現実味を帯びた
イス?ミとシンタロウの言葉。

みんなで合格して笑顔で卒業出来たらいい な。

この時あの人が会話を聞いていたことに全 く気付きもしなかった…。

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