双语阅读:【青春小说连载】春の夢(9)
小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。
一 (9)
哲之は、三年前、大学の構内で初めて陽子を見たときの事を思い出した。陽子は入学して来たばかりの新入生で、哲之は二回生だった。暖かい日で、陽子は白いブラウスを着て水色のジョーゼットのスカートをはいていた。飛びぬけて美しいという娘ではなかったが、表情に、どんな娘にも見られない独特のふくよかさがあった。満ち溢れている清潔感と控えめなのびやかさが、哲之の目をいつまでも陽子に注がせた。
「あいつ、可愛いなぁ」
哲之が傍(かたわ)らのテニス部の仲間のひとりに言うと、
「早い者勝ちやぞォ。ラグビー部の山下が狙ってるし、空手(からて)部にも三人ほど、あいつに惚れてるやつがおる」
そんな返事が返ってきた。
「俺、あんな娘が好きやなァ……」
「早いこと口説けよ。お手普拝見させてもらいやしょう」
哲之は食べかけのラーメンを置くと、学生食堂に入って来た陽子に近づき、後ろから肩を叩いた。振り返った陽子は怪訝そうに哲之を見つめた。
哲之想起了三年前在学校初次认识阳子的事情。阳子是新来的学生,哲之已经是二年级的学生了。在天气暖和的一天,阳子穿着白色的衬衫和水色的乔其纱裙子,也不是出类拔萃的漂亮的姑娘,但在其表情上有其独特的在别的姑娘身上看不到的那种丰韵,充满着清纯和谨慎的自然感觉,哲之的眼睛总是盯着阳子。
“她,真可爱呀!”
哲之向旁边的网球部的一位球友说了。
那位球友说:
“要尽早下手呀!橄榄球部的山下君已经盯上了,空手部也已有三位朋友为她而着迷了。”
“我,非常喜欢那位女生呀……”
“那就快点求爱吧!就看你的本领了。”
哲之放下手中正在吃的面条,靠近了来到学生食堂的阳子,从后面叩了一下她的肩头,回过头来的阳子惊讶地看着哲之。(未完待续)
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