双语阅读:【青春小说连载】春の夢(10)
小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。
一 (10)
「テニス部に入りませんか」
と哲之は言った。陽子は顔を赤らめて、そんな気はないと申し訳なさそうに断った。
「テニス部に入れというのは口実で、実はフランス語のノートを貸してほしんです。ぼくは二回生ですけど、フランス語の単位を落として、今年もういっぺんフランス語を受けんとあかんのです。ところがフランス語の講義にはいっぺんも出たことがない。頼みます。これからずっと、フランス語のノートを写されてくれませんか」
ありふれた、何とも下手くそな近づき方だなと、哲之は喋りながら自己嫌悪に陥っていた。けれども陽子は快くノートを貸してくれた。二週間後、ふたりは梅田(うめだ)の喫茶店で待ち合わせをして、それから映画を観た。何日か後、陽子の家に遊びに行き、食事をご馳走になった。その夜、駅まで帰って来た陽子の唇に自分の唇を合わせ、薄いブラウスの上から、乳房(ちぶさ)をまさっぐった。
“你要不要来网球部呢?”
哲之这样说了,阳子的脸红了起来,就拒绝说对此不感兴趣。
“来网球部只是借口,实际上是想借用你的法语笔记本,虽然我已经是二年级的学生,但丢了法语的学分,这一年又不得不再学一次法语,不过法语的课程一次也没有去过。拜托了,这样的话,就不让我抄一下法语笔记吗?”
真是个常见的拙劣透顶的办法,边说着哲之也认识到自己陷入了令人讨厌的局面,但是阳子还是很爽快的把笔记本借了出来。两个星期之后,两人在梅田的茶店见了面,之后还看了电影。过了几天,到阳子的家去玩了,还被请吃饭。那天夜里,自己和出来送到车站的阳子相互吻了起来,隔着薄薄的衬衫还抚摩了她的胸。(未完待续)
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