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双语阅读:【青春小说连载】春の夢(16)

时间:2011-11-09 14:21:09  来源:可可日语  作者:dodofly

  小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。

一 (16)

 陽子は哲之に向こうを向いていてくれと言ってから下着をつけ、服を着た。それから買ってきた肉や缶入りのポタージュ?スープを使って、料理を造った。哲之がガスレンジの金を払おうとすると、陽子は微笑みながら言った。
 「お母ちゃんが買うてくれてん。引越し祝いやて……」
 「引越しと違うでェ。夜逃げや。いや、朝逃げかな」
 食事を済ませると、ふたりはアパートを出た。駅までの長い道を歩き、片町線の古ぼけた電車に乗って京橋まで出て、どこで大阪行きの環状線に乗った。大阪駅に着くと、駅の横のホテルのコーヒーショップに入った。陽子は口数少なく、ただ哲之の顔をときおり盗み見ては、コーヒーを飲んでいた。哲之は来年就職したら、三年間毎月、父の借金を腹分ければならぬことを話した。
 「借金を払い終えるまで、結婚でけへんぞ」
 と哲之は言った。陽子は何か言おうとして口をつぐんだ。
 「いま、何を言おうと思たんや?」
 哲之が訊くと、陽子はそのふっくらした頬に掌をあてがって、目を落としたまま、
 「私、もう今すぐにも哲之と結婚したい」
 と呟いた。きょう、初めて哲之を自分の内に迎え入れた陽子は、どこかしょんぼりとはしていたが、肌には常よりも艶(つや)が増やし、目はうるみがちに光っていた。大きな会社の課長を父にひとり娘として育った陽子は、一見優しいそうで、何もかも許してくれそうなゆったりとしたもの感じさせたが、哲之が手を焼くほど頑固なところも持っていた。いったん言い出したらきかない、そんなところがあって、ふたりは逢えば、つまらないことで喧嘩をしたが、哲之は陽子のそんな性格がわかってくるにつれて、その陽子独特のふくよかさと弾力の中で、ぽつんとひとつ固い芯みたいに存在している頑固さまでが、自分にとって大切な、あるやすらぎを与えてくれるもののように感じられてきた。

  阳子与哲之面对面地说完这些之后穿上内衣和衣服。然后用买来的肉和罐装的汤做起饭来。哲之想付阳子替他买煤气炉的钱,阳子微笑地说:
  “是妈妈给买的,表示祝贺迁居。”
  “这可不同于迁居,是夜逃,也可说成早上逃。”
  吃完饭后两人走出了公寓,走过通向车站的漫长的道路。因为要乘单向行走的陈
旧的电车去京桥,所以乘上了去往大阪的环行线。到了大阪站之后去了车站旁边的商店。阳子说话不多,只是偶尔偷偷看一看哲之的脸,喝着咖啡。哲之说起了他明年就要工作,在三年间每月都要必须偿还父亲所借的钱。
  “还钱结束之后,可以结婚吗?”
  哲之说完后,阳子虽想说什么但还是闭口。
  “现在想说什么呢?”
  哲之问过之后,阳子用手掌紧帖着脸,眼睛也看着下面。
  “我,已经想好,现在就要和哲之结婚。”
  这样嘟哝起来。今天初次与哲之做爱的阳子,虽有些疲惫的,但其肌肉比往常更加丰满,眼睛也模糊发着光。父亲是一个大公司的课长,养育了一个独生女儿,一看就很优越,什么条件也没有提出就同意结婚了,让人感到舒畅。哲之也有无法对付的固执的地方。一旦说出来也不听不接受,因为有这样的问题,两人相遇因为小事儿也吵架。哲之了解了阳子那样的性格,与此相关联哲之也感觉到,在阳子那独特的丰满和弹力之中,明显地存在有一个顽固性,这对自己很重要,就像带来那种安乐平静的东西那样。

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