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日本凄美爱情故事:不被祝福的恋人

时间:2011-11-28 14:45:21  来源:福娘故事集  作者:dodofly

  「お小夜、夜になったらかぶと島をながめてくれ。わたしは毎晩赤い灯をともすから。赤い灯が見えるかぎり、私は生きているから」与次郎はお小夜にそれだけを言い残すと、かぶと島へ送られました。

  “小夜,到了晚上你就眺望一下甲岛。因为我每天晚上都会点红色的灯。只要看到红色的灯,就可以知道我还活着。”与次郎对小夜只说完这些话后,就被送到甲岛去了。

  それからというもの、お小夜は夜ごと浜辺に出てはかぶと島を眺めました。

  从那之后,小夜每天晚上都会去海边眺望甲岛。

  日も暮れる頃になると、島にボーッと赤い灯がともります。

  在太阳落山的时候,小岛上就会扑哧地亮起一盏红灯。

  その灯をながめては与次郎を思い、お小夜は涙を流すのでした。

  小夜看着那灯,想着与次郎就会止不住流泪。

  でもこれを、神父たちはこころよく思いません。「与次郎は、信者を惑わす悪魔じゃ。悪魔には、神罰が下さるべきだ」

  可是对于这一切,神父们却并不高兴,他们说:“与次郎是诱惑信徒的恶魔。对于恶魔,就应该接受神的惩罚。”

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  次の日の夜、お小夜がいくら待っても、かぶと島に赤い灯はともりませんでした。

  第二天晚上,小夜一直等着,可是却没有看到甲岛的红灯亮起来。

  その日の夜明け、お小夜は何かにつかれたかのようにふらふらと歩き出して、一歩一歩、海の中に足をふみ入れたのでした。

  那天凌晨,小夜像是被什么东西附体了一样,摇摇晃晃地走了起来,一步一步地迈向海里。

  「与次郎さま。来世では、必ず結ばれましょう」

  “与次郎。来生一定要在一起啊。”

  翌朝、かぶと島の波打ち際に、並んで倒れている男女の死体があがったそうです。

  听说到了第二天早上,在甲岛的浪打过来时,浮上来并排倒在一起的男女尸体。

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