2级读解04
次の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして、最も適当なものを1.2.3.4から一つ選びなさい。
人生の節目節目で、我々はいろいろな選択や決断を迫られますが、その決断も複数ある選択肢のどれでもいいや、という選択や決断ではうまくゆきません。(ア)自分は何をしたいと思っているのか、どの程度のことをしたいと思っているのか、あるいは今選ぼうとしていることが自分の性格にあっているのかどうか、その方向を選べばその後の生活はどのような方向へ向かうのか、などということについて(注1)あらかじめある程度の考えを持っていないと、(注2)見当をつけられません。(イ)
見当をつける、というのは扱っている問題を一度手元から離して、遠い距離から眺め、他の問題とのかかわりがどうなっているのかという大枠を知ることです。(ウ)日本には大局観という言葉があります。また、英語から輸入され、日本でも定着していることわざに「木を見て森を見ず」というのがあります。あるいは「(1)」ともいいます。細部にこだわって見当をつけられない愚かな状態のことを笑っているのです。(エ)部分的な、狭い知識だけでは、全体がどうなっているのかは判断できません。大きな立場から見ると、それまで見えていなかったことが見え、わからないこともわかるようになります。
(山鳥 垂「「わかる」とはどういうことか」(筑摩書房)より)
(注1)あらかじめ:その事がおこる前から。事前に。
(注2)見当をつける:だいたいの方向や計画を決める。
問1 「全対象を掴むことです」という一文が入るのは、ア~エのどこか。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ
問2 (1)に入る適当なことわざはどれか。
1.石橋をたたいて渡る
2.馬の耳に念仏
3.井の中の蛙、大海を知らず
4.急がば回れ
ヒント:
1.「大枠を知る」と挿入する文「全対象を掴むこと」が呼応している。
2.慣用句の問題。よく使われる慣用句は2級で出題される。
答え33
原文翻译:(仅供参考)
在人生的各个阶段,我们要被迫进行各种各样的选择和决断,但是决断中,有好多选择项,而哪个都不错,这时候选择和决断就不能顺利进行了。自己想做什么、想做到何种程度、或者现在想要选择的是否与自己的性格相符合、如果选择了那个方向,今后的生活将会向什么方向发展呢等等,关于此类问题,如果不事先考虑到一定程度的话,就会找不到目标。
所谓寻找目标,就是将正在处理的问题从手边抽离一次,然后从远距离来眺望它,就会知道它与其他问题之间存在着何种的大致关系。也就是掌握全部对象。在日本有大局观这样的词语。另外,有一句从英语那里引进,在日本也能扎根的谚语----“只看见树木,却看不见整片森林”。或者也有另外一句“井中之蛙,不知大海为何物”。这是来嘲笑只拘泥于细节而找不到目标的愚昧的状态。只有部分的、局限性的知识,是不能够判断全体会变得如何。只有从大的立场看出去,才会变得能看见曾经看不见的,不明白的事物。
解说:
節目:【ふしめ】(木材的)节眼;(人生的)阶段,段落
あらかじめ:预先,先,事先,事前
見当をつける:决定大致的方向和目标。
扱う:【あつかう】【他五】处理;办理;对待;应酬;调停;操作
かかわり:【名】有关系;有瓜葛 [ 係わり;関わり ]
大枠:【おおわく】大致的框架
井の中の蛙、大海を知らず:井底之蛙(以自己浅薄的知识来考虑问题,不知道还有其它更广阔的世界)
木を見て森を見ず:用来比喻只能看见小的一点,而眼光不会放长远。
馬の耳に念仏:对牛弹琴
石橋をたたいて渡る:坚固的石桥还要一步一步来敲打确认才能过桥,比喻太过谨慎。
急がば回れ:欲速则不达。
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