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美浜原発蒸気噴出事故　経産省事故調査委「保守管理が機能していなかったことなど原因」

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11人が死傷した福井県の関西電力美浜発電所3号機の蒸気噴出事故で、経済産業省の事故調査委員会は27日朝、「関西電力の保守管理が機能していなかったことなどが、事故の原因」とする中間報告をまとめた。
関西電力は、美浜原子力発電所3号機の点検を三菱重工になどに委託していたが、事故のあった個所は検査リストから漏れていたため、これまで1度も点検を受けていなかった。
中間報告では、点検漏れが発見されたあとも連絡が不十分だったことなどを指摘し、今後も、こうした人的ミスを防ぐために関西電力などの管理態勢を引き続き調査していくとしている。
委員会終了後、中川経済産業相は関西電力の藤 洋作社長に対し、厳重注意を行い、藤社長は「信頼回復と事故の再発防止全力を挙げて取り組む」と述べた。

福岡・大牟田市連続死体遺棄事件　被害者の自宅金庫なくなる　逮捕の親子の関与追及

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福岡・大牟田市の連続死体遺棄事件で、被害者の自宅の金庫がなくなっていたことがわかり、捜査本部では、逮捕した知人親子2人の関与を追及している。
大牟田市の諏訪川で相次いで4人の遺体が見つかったこの事件では、高見穣吏(じょうじ)さん(15)の死体遺棄容疑で、北村真美容疑者(45)と息子の孝紘容疑者(20)が逮捕されている。
真美容疑者は、遺体で見つかった高見 小夜子さん(58)と借金をめぐるトラブルを抱えていたが、捜査本部の調べで、高見さんの自宅から小夜子さんが使っていた小型の金庫がなくなっていたことがわかったという。
捜査本部で、2人の容疑者の関与を追及している。
真美容疑者は、遺体が乗せられた車の引き揚げに立ち会い、遺体遺棄の状況について供述しており、今後は、4人の殺害への関与や動機などの調べが進められる。

千葉・松戸市放火殺人事件　死刑求刑の男に「犯行は計画的ではない」と無期懲役判決

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千葉・松戸市で民家に放火、3人を焼死させた罪で死刑を求刑された男に対し、千葉地方裁判所は、「犯行は計画的ではない」として、無期懲役を言い渡した。
この事件は、無職の白浜 肇被告(60)が、2002年12月、交際していた当時52歳の女性の家に灯油をまいて放火し、3歳の孫を含む家族3人を焼死させたとされるもので、白浜被告は死刑を求刑されていた。
27日の判決で、千葉地裁は「動機は女性へのしっとを憎悪へと身勝手に転化させたもので、極めて残酷な犯行だが、計画性はなく衝動的なもので、極刑がやむを得ないとまではいえない」として無期懲役を言い渡した。

東京・町田市の畑では真っ白いソバの花が見ごろを迎えています。

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東京・町田市の畑では、真っ白いソバの花が見ごろを迎えています。
町田市では宅地開発などで年々減り続けている農地を残すため、景観と実益を兼ねた農園を造ろうと、地元の農家と市が協力して、見て楽しめる作物の栽培を行っています。
この畑では、春にはナタネ油が採れる菜の花、夏にはヒマワリ、そして秋にはソバなどを作っています。
2004年は暖かい日が続いたせいか、例年より早く開花し、現在数十万株のソバの花がかれんな花を咲かせています。
訪れた人たちは、真っ白い花のじゅうたんを前に写真を撮るなど、秋の香りを満喫していました。
ソバの花は、10月上旬ごろまで楽しめるということです。

北京空港に現れた金正日総書記の長男と名乗る男性、総書記については一切コメントせず

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中国の北京空港に25日、北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男(ジョンナム)氏と名乗る男性が姿を現した。
FNNが入手した音声テープで、正男氏はいろいろな国を回っていると話したものの、金総書記については一切コメントしなかった。
25日、北京国際空港に姿を現した正男氏は、白いシャツに黒のジャケット姿で、サングラスをかけ、胸元には金色のネックレスが光っていた。
正男氏は「(今回は何人で来ましたか?)1人です。(コンピューター関連の仕事をしてますか?)それは正しくない。(仕事は何を?)コメントできません。(ピョンヤンから来ましたか?)違います」と話した。
また、正男氏はいろいろな国を回っていると述べたが、父、金総書記や、死亡説のある高英姫夫人については、一切コメントしなかった。
記者の「最近将軍とは会いました?」という問いに、正男氏は黙秘した。
正男氏は、ピョンヤン発ではない便で北京入りしたと話している。
このことから、ジョンナム氏は北朝鮮国外で生活をしていて、すでに後継者候補から外れているとの見方も出ている。

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