中级听力新闻练习 第55期 大阪野菜偽装事件
大阪市の第3セクターによる野菜偽装事件で、社内調査の結果と改善策が市議会で報告されました。新事実も明らかになったのですが、何とも首をかしげたくなる内容です。
この事件では、大阪市の第3セクター、大阪港埠頭ターミナルの社員らが、中国産のブロッコリーをアメリカ産に詰め替えたとして大阪府警が不正競争防止法違反の疑いで捜査しています。
きょう開かれた大阪市議会の委員会で、市側は、これまで2002年の2月から3月と公表していた偽装の時期について、社内調査の結果、さらに1年前の2001年春ごろだったと訂正しました。これは偽装の現場が写真に撮られていて、その現像日からわかったということです。不正競争防止法違反の時効は3年のため、ブロッコリーの偽装は、すでに時効を迎えていることになります。委員からは、「関連した社員が全員記憶違いだったとは信じがたい」「調査が不十分だ」といった意見が相次ぎました。
大阪埠頭ターミナルの谷間育宏常務は「社内調査で辻褄が合わない点がどんどん出てきて、本人に何度も確認したら証言が二転三転した。本人の思い違いだった」と話しています。また、当初、偽装の時期としていた2002年3月には荷主会社のローヤルからの偽装の依頼を断っていたというのですが???。「実際に断りをローヤルに伝えたのか?」という質問には「断るように動いたということだ」と、また、「断りはローヤルの誰に伝えたのか?」という質問については「それはわからない???」と述べました。
兵庫>歩道橋事故の遺族が説明求める
(9/24 19:59)
死傷者250人以上を出した兵庫県明石市の歩道橋事故で不起訴処分となった、当時の明石警察署長の供述調書が、一部しか提出されていない可能性があるとして、遺族らがきょう、神戸地検に説明を求めました。
警察などの過失を問う刑事裁判は結審していますが、今週になって、元署長が裁判の証言とは異なる供述をしていたのではないかという疑惑が持ち上がっています。
<兵庫>7人殺害の男「助けたので襲った」
(9/24 19:33)
兵庫県加古川市の7人殺害事件で、藤城康孝容疑者が、藤城利彦さん一家4人を殺害したとして、きょう送検されました。
利彦さん一家のほかに、藤城とし子さん一家3人が殺害されていて、康孝容疑者はこれまでの調べに対し、「おばのとし子さんを襲っている時に長男の利彦夫妻が助けにきたので襲った」と供述しているということです。
<大阪>産廃処分を無許可で請け負い逮捕
(9/24 19:59)
無許可で産業廃棄物の処分を請け負った大阪市大正区の建築業・石井豊容疑者が逮捕されました。
石井容疑者は、建築廃材の処分を、正規処分した場合の3分の1程度の料金で請け負っていました。廃材は、大正区内にある石井容疑者の土地に高さ10メートルほどに積み上げられていたということで、無許可と知りながら処分を依頼した業者も逮捕されています。
<京都>主婦強殺の中国人留学生に無期懲役の判決
(9/24 20:01)
去年1月、京都市伏見区の住宅に相次いで押し入って女性1人を殺害、もう1人に重傷を負わせたとして、強盗殺人などの罪に問われていた中国人留学生・張安被告に対し、京都地裁が無期懲役の判決を言い渡しました。
判決によりますと、張被告は、学費の工面に困って犯行に及びましたが、検察側は、反省の色がないとして死刑を求刑していました。
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