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【双语阅读】【恋空】第十三回

时间:2011-04-19 14:25:47  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说
这是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

今天我们将继续阅读【恋空】。

第一页  日语原文
第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 

放課後になり、 図書室へ向かう。

図書室の前。 今日の昼休みのヒロを思い出すと笑みがこ ぼれてしまう。

真顔に戻しゆっくりとドアを開けた。

ヒロはいない。

「…ヒロ??」 とても不安な気持ちに
襲われた。

その時…
「美嘉~!来てくれたんだな!」 ヒロは驚かそうとしたのか本棚の横から飛
び出し抱き付いてきた。
「ヒロ…今日はありがとうね」 ビックリしながらも
小さくお礼を言う。

「好きな女が傷つけられたら助けるのが普 通だから気にすんな!」

ヒロは照れた表情で笑っていた。
ヒロは話し続ける。

「タツヤって奴の番号聞いていいか?俺ちゃ んと謝るから…美嘉と連絡とりてぇし別れ たくねぇし」

ヒロ、 やっと謝る決心をしてくれたんだね。 良かった…。

美嘉の PHS から タツヤに電話をかける。

(音乐)
『もしも~し』 かなり久しぶりの
タツヤとの電話。

『美嘉だよ。わかる?』

『もちろん!何かあったのか?』

『タツヤと話したいって人がいるんだよね…電 話かわってもいいかな??』

『おー!いいよ!』

ヒロに PHS を手渡した。
『おぅ』 緊張している様子のヒロ

『ん?誰だぁ?』

『7 組の桜井弘樹。お前を殴ったやつ』

『お~。どうした?』

『あん時悪かった。便所の窓ガラス…あれ割 ったの実は俺で…』

ヒロは美嘉に聞こえないよう、 離れた場所で会話をしている。

『知ってる。でも俺気にしてねぇからさ! あの時俺も熱くなりすぎたし』

『俺のせいでごめんな』

『マジ気にすんなって!そのかわり美嘉の 事泣かすなよ。泣かしたら奪うからな!ま ぁそれは冗談として許さねぇから!』

『おぅ、お前いい男だな。マジで悪かった。 今美嘉にかわるから』

ヒロは再び美嘉に電話を手渡した。

『もしもし…』
『はいは~い!』 わざとらしいくらいに明るいタツヤ。

『何話したの??』

『え?まぁ~男同士の話かな!気にするな ぁ!』

『タツヤごめんね…』

『美嘉この間から謝りすぎだから!気にす んなって!』

『本当ごめん…』

タツヤの声のトーンが低く変わる。 きっと真面目な話をするからだろう。

『俺は傷ついてる美嘉を見て、弘樹だっ け?あいつには美嘉を任せられないって思 ったんだ。でもさっき電話した時、二人は もう大丈夫だと思った。仲良くしろよ!話 ならいつでも聞くからな!』

『…本当にありがとう』 タツヤに深く感謝をしながら電話を切った。
いつも話を聞いてくれたタツヤ。 ヒロをかばって
学校を辞めたタツヤ。

美嘉のために 泣いてくれたタツヤ。

最後まで 優しかったタツヤ。

あなたは最高に いい男でした。

ハルナがタツヤを好きだった理由も、 今ならよくわかるよ。

学校で会えなくなっても ずっとずっと忘れないよ 美嘉もタツヤを
見習いたい。

本当にごめんね。 そしてありがとう… ありがとう…

自然にポロポロと 涙が溢れ出る。

悲しい涙? 感動の涙?? わからない…。

ヒロは涙を指で拭うと美嘉をぐいっと抱き 寄せ、
すぐに体を離すと ほっぺにチュッと鳴るくらい軽いキスをし た。

「…涙でしょっぱいな」 そう言ったヒロの笑顔は子供みたいで…

窓から見えるグラウンドでは 部活動をしている生徒がたくさんいる。

眩しい夕日が 図書室全体を照らす。

眩しい光に目をそらしながら思い切り背伸 びをしてヒロにキスをしようとしたが、 身長の差が大きいせいか届かない。

ヒロは優しく微笑み 美嘉の体を持ち上げ机の上に座らせ ほっぺに手のひらをにあて唇を重ねた。

長い長いキス…


ヒロの手が制服のスカートをまくりあげフ トモモを撫でる。

「やっ…外から見えちゃうよ!!」
フトモモを撫でるヒロの手を強くおさえ た。

「見せ付けてやろうぜ」 かすれた低い声のヒロ。

耳元で囁かれた声に 抵抗していた力が抜けてしまう。
「ダメだよ!だって…」 言葉を遮るかのようにヒロの舌が美嘉の口
の中へ入って来る。


いつの間にか抵抗するのをやめ、 ヒロを受け入れていた。

ドアの向こうの廊下から聞こえる笑い声 で、
閉じていた目を開く。


いつの間にかグラウンドには誰一人いなく なり、部活動を終えた生徒が 教室に着替えに来る時間…。

「…ヒロ、誰か来ちゃう!!やばいよぉ」 ボタンがはずれてはだけてしまっている制
服のYシャツをもとに戻し 焦って体を起こす美嘉。

「大きい声出したら聞こえるかもな。美嘉 声出すなよ?」

ヒロは意地悪な顔でそう言うと、 再び美嘉の体を倒し首元に唇をなぞらせ た。

ヒロの意地悪… 気持ちいい。

《だけど声を出したらバレてしまう…。 声が出そうになると、 ヒロはキスをしながら美嘉の口を塞いだ。

二人はそのまま図書室で愛し合った。 放課後の
図書室で…。

一つになった時、 涙が流れ出た。

「なんで… 泣いてんの?」

心配そうなヒロ。

「幸せすぎて…」

 

ヒロの腕を ぎゅっと掴む美嘉。
「バーカ!泣き虫美嘉」 顔を見合わせて、
照れくさそうに 微笑む二人。

生のヒロは温かくて… ずっと一緒にいたい。 そう思った。

好きだから 嫉妬したんだよね??


幸せで泣いたの 初めてだよ…。

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