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【双语阅读】【恋空】第四十八回

时间:2011-06-17 19:21:57  来源:可可日语  作者:Anna

在日本的这部叫做【恋空】的手机小说,是一部感动1200万人的小说。

2006年10月7日,【恋空】正式出版,一个月内就卖出了一百万部,在当年度的文艺类书籍销量榜上位列第三。手机小说竟然挤入排行榜,与名作家的书分庭抗礼,这给日本出版界带来了重重一击。目前,【恋空】的销量已经打破140万,它成了社会的一大热点,被看作是改变小说界传统运作模式的传奇作品。

我们已经读了这么久,大家喜欢这部小说吗?

请伴随着优美的电影原声音乐,继续和美嘉一起,度过一段不可思议的青春时光吧。

第一页  日语原文

第二页 中文翻译作品

【日语原文】

 
第十章手袋

冬休みに向けて毎日真面目に補習を受け る。

アヤともヒロとも一言も話すことがないま ま、
補習は終わった。

━12 月 24 日

「じゃあ今日のクリスマスパーティーは 6 時にヤマトの家で Ok?」

イスミが体を乗り出す。

「おぅ、俺んちな!」

「楽しみっ!!」
「美嘉は最後の補習頑張れよ」 補習のことなどすっかり忘れていた美嘉に
とってシンタロウからの応援の言葉はとてつも なく気持ちを重くさせた。

辛かった補習も やっと最終日。

今日はクリスマスイブ。そして明日からの 冬休みに期待を込めながら補習を受ける。

「補習は今日で終わりだ。よく頑張ったな。 いい冬休みを過ごせよ!」

先生の言葉で 急激に胸が弾む。

クリスマスパーティーがあるため、
家に帰って用意をしようと軽い足取りで教 室から出た時…

「美嘉!」 遠くから聞こえる
甲高い声。
…アヤだ。 アヤとは修学旅行以来話してないし、
補習の席も離れて座っていた。

アヤは遠くからこっちへ向かって走って来 る。
「美嘉話せる?」 携帯電話を開き時間を気にしながら答え
た。

「…ちょっとだけなら」

「あたしミヤビがヒロ君と付き合ってるなん て知らなくて…本当にごめん。前みたいに戻 りたい…」

頭を下げるアヤの姿を見ながら考えていた。

別に怒ってるわけじゃないんだ。 自分の好きな人が他の女に告白したらそり
ゃあ腹が立つし憎くなったりもする。

ノゾムにすぐ返事しなかった美嘉ももちもる 悪いから…

もう、いいよね。

「ん…、もう謝らなくても大丈夫だよっ。美 嘉こそごめんね」

重い沈黙の中 発した言葉にアヤの顔がほころぶ。

「良かった…本当ごめんね。美嘉今日予定あ る?遊ばない?」

「ごめん、今日はパーティーする予定だか ら…」

縮まりかけた二人の距離が再びひらく。
「あたしも参加したら…ダメかなぁ?」 アヤからの誘い。
…どうしよう。 アヤに助けてもらったこともたくさんある し…。

でも、 誰だって一人のクリスマスイブは嫌だよ ね。

「イスミに聞いてみるっ」 あとはイス?ミの
気持ち次第だ。

握っていた携帯電話でイス?ミに電話をかけ る。

プルルルル
『もしも~し!どうしたの~!?』 テンションが高いイス?ミには聞きにくい質
問。

『ちょっと……』
『アヤがクリスマスパーティー参加したいみ たいなんだ……』
『え?!』 聞き返すイス?ミ。
想像もしていなかったからだろう。

アヤから少し離れ、 アヤの姿をちらちらと気にしながら小声で話 した。
『やっぱ…無理??』 イス?ミはしばらく沈黙を続けたが、
しばらくして唸り声をあげながら答えた。


『私はアヤ苦手だけど…美嘉は大丈夫なの?』

『ん~…ごめんねって言ってくれたしもう あんまり気にしてないからいいかな!!』

『そっか。それなら私はいいよ!シンタロウにも 伝えておくね!じゃあまた後で』

電話を切りイス?ミの返事に胸を撫でおろしな がらアヤのほうへと戻る。

「一緒に行こう!!」 アヤの不安げな顔はみるみるうちに
涙目へと変化した。

「ありがと。美嘉と仲直りできて良かった ぁ…」

「泣くなぁバカっ!6時からだから早く帰 って用意しよっ!!」

『何~?!』

二人が校門を出た時、 目の前ではヒロとミヤビが手を繋いで歩いて いる。

「…大丈夫?」 心配するアヤに美嘉は真っ直ぐ二人を見つめ
ながら答えた。

「平気。新しい恋するって決めたから ぁ~!!」

その表情に 迷いは見えなかった。

「美嘉!新しい恋に向かってレッツゴー」

「うん、出会いに期待だね~!!」

美嘉とアヤはわざとヒロとミヤビに聞こえるよ う大声で叫び、 顔を見合わせながら大笑いした。

「「振ったこと、後悔させてやろうよ!!」」 声を揃える二人。
それは固く揺らぐことのない決意…。

今の時間は四時。 パーティーまで あと二時間。

家に帰るのが面倒で、 学校から近いアヤの家へと向かう。

制服からあらかじめ持参していた黒いワン ピースに着替えた。

「ワンピ超かわいい~あたしもオシャレ しちゃおっかなぁ?」

「しちゃえ~!!」

ヒロとミヤビを見た時からなぜか気持ちがス ッキリしている。
苦しくはない。

全く気にしてないと言えば嘘になるけど、 今はこれで良かったと思ってるんだ。

アヤの長い髪を セットしてあげた。

「アヤ大人っぽ~い」

「マジで?ありがと美嘉メイクしてあげ る!」

パーティーにむけて盛り上がる二人。 ふと思い出したのは
イス?ミの姿。

イス?ミの私服と言えば決まってTシャツにジ
ーンズだ。

イス?ミのことだからパーティーといっても きっといつも通りなんだろうな。

一つの作戦が 頭に浮かんだ。

その作戦を実行させようとアヤと相談の末、 イス?ミにメールを送信。

《今すぐ学校近くのパチンコ屋の前に来 て!!》

イス?ミからの返事を待たずにパチンコ屋の前 へと向かう。

「イスミめちゃくちゃかわいいよシンタロウ喜ぶ よっ!!」

「どうしたの!?」

しばらくして走って待ち合わせ場所に来た イス?ミはやっぱりTシャツにジーンズ姿。

美嘉は不敵な笑みを浮かべ 強引にイス?ミをアヤの家へと連れて行った。

「アヤ、作戦開始!!」

「ラジャー」

立ち上がり 敬礼をするアヤ。

アヤは呆気にとられているイス?ミの服を脱がし 勝負服に着替させ?イ?をする。

美嘉はイス?ミの短い髪をコテとワックスを使 ってセットする。
“イス?ミ変身大作戦”だ。 今日はクリスマスイブ。イス?ミにもオシャレ
をしてほしい。 同じ女の子だもん。

イス?ミは整った顔立ちにメイクがとても映 え、 すらっと長く伸びた足に黒いロングスカー トがとても似合っていた。

「イス?ミちゃんすごい変わった!」
べた褒めの二人にイス?ミは心配そうな顔をす る。

「私が化粧したりスカートはいたらおかし くないかな…?」

「な~に言ってんの!!自信もって」

美嘉の言葉を聞いたイス?ミは目に涙を浮かべ ながら照れくさそうに微笑んだ

「そっかな…ありがとう。本当にありがと う!」

用意に没頭してしまい時計を見ればもう5 時半。

「もうそろそろ行かないとやばくな い!?  」

時計を見つめたまま焦っているせいか 早口になる美嘉。

三人は ヤマトの家へと向かった。

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