日本民间故事:和歌山的鲤鱼姑娘
そしていよいよふちの主を生け捕りにする前の晩、庄屋の家に美しい娘がやってきて、「明日、ふちにアミを入れるそうですが、やめてはもらえませんか?」と、言いました。
终于到了活捉深潭之主的前一晚,村长家来了个美丽的女子,对村长说道:“听说明天要在深潭里撒网,能不能不撒?”
それを聞いた庄屋が、「もちろん、出来る事ならわしも取りやめにしたい。でも明日は大殿さまがここへやってくるので、いまさらやめるわけにはいかんのじゃ」と、言うと、娘は、「・・・そうですか、それなら仕方ありません」と、出された草もちを食べて帰って行ったのです。
村长听了后说道:“如果可以的话,我当然也想不捉啊。可是明天大老爷会来这里,现在已经不能不捉了。”女子听了后说道:“・・・这样啊,那也没办法了。”然后吃了草饼就回去了。
さて、翌日の朝。大殿さまの前でふちにアミを入れていると、とても大きな鯉がかかりました。
到了第二天早上,村长在大老爷前面往深潭里撒了网,然后捉到了一只很大的鲤鱼。
さっそく腹を切り開いたところ、中から草もちが出てきたのです。
立刻剖开肚子,发现里面有草饼。
これを見た庄屋はびっくりして、「そうか、ゆうべ家へ来たあの娘は、鯉の化身だったのか」と、みんなに昨日の話をしました。
村长看到这一幕,吃了一惊说道:“这样啊,昨晚来我家的那个姑娘就是鲤鱼的化身啊。”然后把昨天的事告诉了大家。
それを聞いた大殿さまも、さすがに鯉があわれに思えて、「すまぬことをした。鯉の料理を食うのは、やめにしよう」と、その鯉を川岸にうめて、その上に木を植えました。
大老爷听了之后,觉得鲤鱼很可怜,就说道:“做了很抱歉的事。还是不吃鲤鱼了吧。”然后把鲤鱼埋在河岸边,在上面种了树。
それからその地は、『鯉の森』と呼ばれたそうです。
听说在那之后,那片地就被称为“鲤鱼森林”。
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