您现在的位置:首页 > 双语阅读 > 小说与诗集 > 春之梦 > 正文

双语阅读:【青春小说连载】春の夢(109)

时间:2012-01-17 14:57:10  来源:可可日语  作者:dodofly

    小说《春之梦》发表于上世纪80年代,描写的是一位大学生的生活。父亲欠债而死,大学生哲之就流浪、打工,偿还所欠的债务。一只被钉到木柱子上的蜥蜴还活着,一直陪伴着他。还有他的爱情生活也激励着他生活。经过一年的奋斗,终于走出阴暗的生活。

八(16)

陽子はくすっと笑った。下着をつけ服を着ると、鏡台の前で髪の乱れを直した。
帳場に降ると、男が、
「あれっ。六時までは、なんぼいてはってもおんなじ値段でっせ。もうお帰りでっか?」
と言った。哲之はあいまいな笑みを浮かべ、金を渡した。
「私の若いときなんか。こんなべっぴんさんやったら五時間でも六時間でも離さしまへんでしたでェ」
男はそう言いながら、表に出て、ふたりを手招きした。
「誰もいてしまへん。平気な顔をして歩いて行きなはれ」



曲がり角で、哲之と陽子は振り返った。男は、ひょいと手をあげて、
「また来ておくれやす」
と頭を下げた。
「京都に来たら、ほんまに、あのホテルにまた行こうか」
哲之が言うと、
「ドライヤーと、カールの道具を持ってね」
陽子はそう答えて、突然赤らんだ。

上一页 [1] [2] [3] [4] 下一页

相关阅读

文章总排行

本月文章排行

无觅相关文章插件,快速提升流量