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双语阅读:《福尔摩斯之跳舞的人》第4回

时间:2012-09-20 15:01:26  来源:可可日语  作者:ookami

 彼は一枚の紙をひろげて、テーブルの上に置いた。それは次の図のような、象形記号と云ったようなものであった。

「素敵! 素敵! さあその先を、――」
 ホームズは云った。
「私がそれを写し取ってしまってから、その絵を消してしまいましたが、その次の次の朝に、また別のが画かれてありました。それがこの方です」

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ホームズは、手をもじゃもじゃさせ、歓喜の微笑をもらした。
「材料は着々と集まって来るぞ!」
 彼は云った。
「それから三日の後、紙の上に走りがきされた、一枚の通牒(メッセージ)が日時計の上の、小石の下に置かれてありました。それはこれです。御覧の通り、これはすべて同一人のものですがね。それでこの後は私は、一つ待ち伏せしてやろうと思い立って、拳銃(ピストル)を持って、私の書斎に位置を取り、芝生や庭を見張りました。午前二時頃、――私が窓際に腰かけていましたが、外は月夜で仄(ほの)あかるかったがしかし、その外はもちろん暗闇でした。その時私はふと後に、人の気配を感じたと思うと、それは寝巻姿の妻でした。彼の女は私に、寝室に帰るようにと云いましたが、私は卒直に、私たちに馬鹿気たいたずらをする者を突き止めようと思うのだと告げました。そうすると妻は、それはつまらない悪戯に相違ないのだから、私に深く気に止めないようにと云うのでした。そして「もしこんなことが本当に、あなたを困らすのなら、ヒルトン、私たちは旅に――出れば、こんな五月蝿(うるさ)いことは避けられるではないの」と云う風に云うのでした。「だってそんな馬鹿気た悪戯に、自分の家(うち)を追い出されたりして、世間の笑い物になったりしてはいられないではないか、――」私はこう答えました。「えい、それもそうですね。でもとにかく寝室にいらっしゃいよ。朝になってからよくお話が出来るじゃありませんか」彼の女は更にこう云うのでした。
 しかし彼の女はこう云うと共に、彼の女の白い顔は、それは月光の中としても、あまりに白いと思われるように、蒼白になって来て、手を私の肩にしっかりとかけました。その時に物置小屋の蔭の中に、何か動いているのに目が止まりました。何かいっそう黒い影が、その蔭の角(すみ)のところを這いまわって、戸口の前に跼(うずく)まったのでした。私はやにわに、ピストルを持って飛び出そうとすると、妻は両腕でしっかりと私を抱き止めて、顫(ふる)えるような力で押えるのでした。私は妻を振り放そうとしましたが、彼の女は全く必死でした。私はやっと振り払って、外に出てその物置へ行った時は、もうその姿は見えませんでした。しかしたしかにその者は来た形跡はあって、扉(と)の上には例の舞踏人姿の画(え)がかかれてありました。それは以前に二度かかれたものと同じものですが、その写しはこれです。それから私は周囲を残る隈なく探しましたが、もうその他には何の痕跡もありませんでした。しかしそれから更に驚いたことには、その者はその後も現われたらしく、翌朝になって私は、例の扉(と)の上を見ましたら、私が前夜見ておいたものの下に、更に新らしいのが画かれてありました」

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