日本語文法『両用動詞』
日本語文法『両用動詞』
自動詞と他動詞の形式がまったく同じ動詞を両用動詞と呼びます。両用動詞とは英語の場所的、質的変化を表す動詞のdropなど自動詞と他動詞とが同形である能格動詞と呼ばれるものの日本語版です。英語には動詞の自他を同じ形式であらわす動詞が多数存在しますが、日本語では数が非常に少なくなっています。両用動詞を一覧で表します。付くのように太字で書かれている動詞は自動詞にした場合の主語も他動詞にした場合の目的語も同じ名詞をとることが可能な動詞です。たとえば「膝が付く」とも「膝を付く」とも言えます。一方、弾むのようにイタリック体で書かれている動詞は自動詞の場合と他動詞の場合では別々の名詞句を必要とする動詞です。たとえば「心が弾む」と「チップを弾む」です。このような動詞は確かに自他両方の使い方があるのですが、同じ名詞句を取ることができませんから、両用動詞と分類しないほうがいいかもしれません。
唸る、負う、折り返す、送る、組む、繰り出す、越す、さし込む、付く、突っ込む、募る、吊る、閉じる、伴う、覗く、運ぶ、弾む、はだける、働く、はねる、張る、引く、引き上げる、開く、吹く、吹きつける、吹き込む、塞ぐ、ふるう、ふるまう、触れる、卷く、増す、間違う、見合う、見直す、結ぶ、持つ、休む、病む、寄せる、割る、催す
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