日语视频新闻:6か国協議、検証方法めぐり議論
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は、10日に続いて核計画の申告内容の検証方法について突っ込んだ議論が行われています。
北朝鮮は、検証そのものについては受け入れる姿勢を示していますが、5か国側が求める検証内容を認めるかどうかは、まだ予断を許しません。
会場の釣魚台迎賓館では、11日も朝から首席代表会合で検証の方法が話し合われており、基本的な認識で一致できれば、午後から専門家も交えた作業部会を開いて、誰がいつ、どのような手順で核施設の立ち入り調査を行うかなど、詳細の議論に入りたいとしています。
「(検証作業の)進め方については見解の相違はあるが、驚くようなものではない。6か国の専門家が話し合って解決していきます」(アメリカ ヒル国務次官補・10日夜)
韓国の聯合通信は、10日の協議で、北朝鮮がテロ支援国家指定の解除が発効する8月11日よりも前に検証作業に着手したいというアメリカの提案を受け入れたと伝えています。
一方、11日は北朝鮮側が遅れを指摘するエネルギー支援についての作業部会も開かれる予定ですが、拉致問題を理由に見返り支援への参加を見合わせている日本に対して、一部の国が不満を強めており、非核化の進展に合わせて何らかの負担をするよう圧力が高まる可能性もあります。
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