边看边听听力 第236期 一笔写成的旅途
宮城県南三陸町で月に1度開かれる復興市。書道家の波多の明翠さん。自宅のある愛知県春日井市から1300キロもの距離を走り、ここまで来ました。
「走ってくると、やっぱりそこで一つひとつそこにあった生活みたいなものを感じながら、走ることができる」(書道家 波多の明翠さん)
波多のさんは今までに、数々のマラソンレースを完走した、いわば走る書道家。被災地に対し、自分は何もできていないと考えていたとき、レースでの経験を思い出しました。
「(レースを見た人に)『元気をもらった』と言われて、走ってそう思ってもらえるのなら少しでもお役に立てればなと」(波多の明翠さん)
波多のさんが選んだのは、自分を筆に見立て、マラソンで日本を一周する一筆書きの旅。5月中旬に出発し、東海、関東、東北と走りながら各地で書を披露してきました。書いた文字は「絆」。
「元気が出ますね。自分で走ってきたっていうから」(地元の人)
「日本を絆で結びつけて、東北の復興ということを皆さんで応援できれば」(波多の明翠さん)
波多のさんが愛知県に戻るのは半年後。それまでに、被災地の復興が一歩でも進むよう願いながら、走り続けます。
在宫城县南三陆町每月都会举行一次复兴市。书法家波多野明翠女士要从爱知县春日井市的家中跑1300公里来到这里。
波多野明翠表示:“一路过来,能够一边跑一边感受着大家的生活气息。”
波多野女士到目前为止已经进行了多次马拉松长跑,可以说是奔跑的书法家。当她觉得自己对于受灾地区帮不上什么忙的时候,她想到了在奔跑中去感知体验。
波多野说道:“看到我跑步的人能够振作起来的话,这样的奔跑多少起到一点作用。”
波多野将自己比作一支笔,通过马拉松跑步绕日本一周,如同一笔写成的旅途。她从5月中旬开始出发,跑过了东海、关东、东北等地区,并都公开展示她的书法。她所写的是“绊”。
当地人表示:“看着她自己一路跑过来,我们也振作起来了。”
波多野解释说:“日本各地紧密相连,大家都在为东北地区的复兴加油助威。”
波多野女士将在半年后返回爱知县,在此期间她会祈祷着受灾地区的进一步复兴不断奔跑。
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