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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第16章 穿越活板门1

时间:2013-04-01 16:35:59  来源:可可日语  作者:dodofly 收藏  [网页划词已启用]

最後の試験は魔法史だった。一時間の試験で、「鍋が勝手に中身を掻き混ぜる大鍋」を発明した風変わりな老魔法使いたちについての答案を書き終えると、すべて終了だ。一週間後に試験の結果が発表されるまでは、すばらしい自由な時間が待っている。幽霊のビンス先生が、羽ペンを置いて答案羊皮紙を巻きなさい、と言った時には、ハリーも他の生徒たちと一緒に恩わず歓声を上げた。
「思ってたよりずーっとやさしかったわ。一六三七年の狼人間の行動綱領とか、熱血漢エルフリックの反乱なんか勉強する必要なかったんだわ」
さんさんと陽の射す校庭に、ワッと繰り出した生徒の群れに加わって、ハーマイオニーが言った。
ハーマイオニーはいつものように、試験の答合わせをしたがったが、ロンがそんなことをすると気分が悪くなると言ったので、三人は湖までブラブラ降りて行き、木陰に寝ころんだ。ウィーズリーの双子とリー?ジョーダンが、暖かな浅瀬で日向ぼっこをしている大イカの足をくすぐっていた。
「もう復習しなくてもいいんだ」
ロンが草の上に大の字になりながらうれしそうにホーッと息をついた。
「ハリー、もっとうれしそうな顔をしろよ。試験でどんなにしくじったって、結果が出るまでまだ一週間もあるんだ。今からあれこれ考えたってしょうがないだろ」
「いったいこれはどういうことなのかわかればいいのに!ズーッと傷がうずくんだ……今までも時々こういうことはあったけど、こんなに続くのは初めてだ」
ハリーは額をこすりながら、怒りを吐き出すように言った。
「マダム?ポンフリーのところに行ったほうがいいわ」
ハーマイオニーが言った。
「僕は病気じゃない。きっと警告なんだ……何か危険が迫っている証拠なんだ」
ロンはそれでも反応しない。何しろ暑すぎるのだ。
「ハリー、リラックスしろよ。ハーマイオニーの言うとおりだ。ダンブルドアがいるかぎり、『石』は無事だよ。スネイプがフラッフィーを突破する方法を見つけたっていう証拠はないし。いっぺん脚をかみ切られそうになったんだから、スネイプがすぐにまた同じことをやるわけないよ。それに、ハグリッドが口を割ってダンブルドアを裏切るなんてありえない。そんなことが起こるくらいなら、ネビルはとっくにクィディッチ世界選手権のイングランド代表選手になってるよ」
ハリーはうなずいた。しかし、何か忘れているような感じがしてならない。何か大変なことを。ハリーがそれを説明すると、ハーマイオニーが言った。
「それって、試験のせいよ。私も昨日夜中に目を覚まして、変身術のノートのおさらいを始めたのよ。半分ぐらいやった時、この試験はもう終わってたってことを思い出したの」
この落ち着かない気分は試験とはまったく関係ないと、ハリーには、はっきりわかっていた。まぶしいほどの青空に、ふくろうが手紙をくわえて学校の方に飛んでいくのが見えた。ハリーに手紙をくれたのはハグリッドだけだ。ハグリッドは決してダンブルドアを裏切ることはない。ハグリッドがどうやってフラッフィーを手なずけるかを、誰かに教えるはずがない……絶対に……しかし――
ハリーは突然立ち上がった。
「どこに行くんだい?」ロンが眠たそうに聞いた。
「今、気づいたことがあるんだ」ハリーの顔は真っ青だった。
「すぐ、ハグリッドに会いに行かなくちゃ」
「どうして?」ハリーに追いつこうと、息を切らしながらハーマイオニーが聞いた。
「おかしいと思わないか?」
草の茂った斜面をよじ登りながらハリーが言った。
「ハグリッドはドラゴンが欲しくてたまらなかった。でも、いきなり見ず知らずの人間が、たまたまドラゴンの卵をポケットに入れて現れるかい?魔法界の法律で禁止されているのに、ドラゴンの卵を持ってうろついている人がザラにいるかい?ハグリッドにたまたま出会ったなんて、話がうますぎると思わないか?どうして今まで気づかなかったんだろう」
「何が言いたいんだい?」とロンが開いたが、ハリーは答えもせずに、校庭を横切って森へと全力疾走した。
ハリーとハーマイオニーだけが顔面蒼白だった。
ハグリッドは家の外にいた。ひじかけ椅子に腰かけて、ズボンも袖もたくし上げて、大きなボウルを前において、豆のさやをむいていた。
「よう。試験は終わったかい。お茶でも飲むか?」
ハグリッドはニッコリした。
「うん。ありがとう」
とロンが言いかけるのをハリーがさえぎった。

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