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特定失踪(そう)者の家族などが全国各地の警察に一斉に告発状を提出

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北朝鮮によって拉致された疑いが強いとされる藤田 進さんら、特定失踪(そう)者の家族などが28日、全国各地の警察に一斉に告発状を提出した。
告発状を提出したのは、埼玉県の藤田 進さんや東京の生島孝子さん、坂本 とし子さんなど北朝鮮による拉致の疑いが強いとされる特定失踪者の家族など。
告発の容疑は、いずれも容疑者不詳の国外移送目的略取となっている。
藤田 進さんの弟、藤田隆司さんは「本格的に警察の力を借りて、犯人を追い込む」と話した。
また、失踪者と北朝鮮による拉致事件との関連を調べている特定失踪者問題調査会は警察庁を訪れ、一斉告発を報告し、あらためて捜査を要請した。

横浜市で大型トレーラーが横転、トラックと軽トラックに衝突　軽トラックの男性死亡

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神奈川・横浜市保土ヶ谷で、大型トレーラーが横転してトラックと軽トラックに衝突し、トレーラーの下敷きになった軽トラックの男性が死亡した。
28日午前6時半ごろ、横浜市保土ヶ谷区の保土ヶ谷バイパス狩場出口近くの国道1号線で、大型トレーラーがカーブを曲がりきれずに横転して、下り線で信号待ちしていたトラックと軽トラックに衝突した。
この事故でトレーラーの下敷きになった軽トラックの男性が死亡した。
警察は、トレーラーを運転していた、横浜市中区の山本秀彦容疑者(57)を現行犯逮捕して、事故原因を調べている。

ニューヨーク商業取引所の原油先物相場、1バレルあたり初めて50ドルの大台に

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アメリカ・ニューヨークで、原油価格が高騰している。
先週から急激な値上がりを見せていたニューヨーク商業取引所の原油先物相場は、27日の時間外取引で、1バレルあたり50ドルちょうどをつけ、初めて50ドルの大台に乗せており、世界経済への影響が懸念されている。
原油先物相場が初めて1バレルあたり50ドルを超えたのは、1983年に取り引きが始まって以来、初めてのこととなる。
ニューヨークマーカンタイル取引所の原油先物相場は、現地時間27日、通常取引で1バレルあたり49ドル74セントと、最高値を記録した。
その後の時間外取引でも買いが強まり、50ドルちょうどと、さらに最高値を更新した。
原油価格は、2004年のはじめからおよそ48%も上昇したことになる。
これは、中国やアメリカで需要が伸びる一方、イラクなど中東情勢の先行きが不透明なことや、大型ハリケーンの度重なる上陸で、アメリカの原油在庫が減少していることも不安要因の1つとなっていて、投機筋の資金流入が続いているものとみられている。
米国野村証券セールスディレクターの大宮弘幸氏は「今、世界情勢を見ますと、中東中心にですね、なかなか安定化する傾向が見えにくい状況ですから、一気に供給が増えて、受給が緩和するということは今のところ考えにくいかというふうに思っております」と話した。
この原油高を背景に、アメリカの株式市場では、ダウが一時ほぼ1カ月半ぶりに1万ドルを割るなど、アメリカをはじめ、世界経済に大きな影響が出るのではと心配されている。

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