イスラエルのガザ攻撃、死者１００人超す

イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの本格的な攻撃が始まってから２０日で１週間、パレスチナ側の死者は１００人を超えました。激しい爆撃が続くガザにＪＮＮのカメラが入りました。

「あ、また爆撃がありましたね」（記者）

イスラエルによる爆撃開始からのパレスチナ側の死者は、６日間で１０６人に上っていて、うち２４人は子どもだということです。

「隣の家に避難しようとしたら、その家が爆撃されたんです。４人が亡くなりました」（入院している女性）

「気が付いたら病院でした。覚えていません」（入院している男性）

パレスチナ自治区ガザで対イスラエル強硬派のハマスが２００７年に政権を握って以来、イスラエルはガザの境界を封鎖する“兵糧攻め”を徹底し、あらゆる物資の搬入を制限しているため、病院では医薬品が不足しています。

「６００種類の医薬品に不足があります。外科、救急、ＩＣＵで使うものです」（保健省報道官）

ハマスの最高幹部、マシャル政治局長は１９日、停戦の条件として、イスラエルがこうした封鎖を解くことなどを要求しています。

一方、イスラエルはハマスなどパレスチナ側がロケット弾攻撃をやめなければ停戦できないとして、依然、地上からも侵攻する可能性をちらつかせています。（20日10:59）

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