大学生の就職内定率６３．１％、やや改善

来年３月に卒業予定の大学生の就職内定率は、今年１０月時点で６３．１％で、去年の同じ時期に比べて、やや改善しました。

文部科学省などによりますと、来年３月に卒業予定の大学生について、今年１０月１日時点での就職内定率は６３．１％で、去年の同じ時期に比べて３．２ポイント増加しました。調査開始以来、最も低かった２０１０年１０月の５７．６％と比べて、５．５ポイントの増加です。

有効求人倍率の上昇に加え、学生が中小企業にも目を向け、雇用のミスマッチが解消されつつあることなどが改善の要因として挙げられています。

文部科学省では「最悪の時期は脱しつつあるものの、政治、景気の動向が不安定で、もう少し様子を見る必要がある」としています。（27日11:01）

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