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【日本文化略知一二】和室の安らぎは自然の温もり(下)

时间:2009-08-21 18:44:19  来源:本站原创  作者:huangwen

     今天我们继续下半部分的日本文化节目《和室の安らぎは自然の温もり》

       この木造の和風建築と和室は、雨が多くて多湿な日本の風土にはぴったりの住居でした。木は呼吸し、湿度を自動調整してくれますし、畳はもともと寝具のひとつであり、夏は涼しく、冬は保温力があります。しかも、い草の温もりと香りは、生物たちが大地や森に抱かれたような感覚、ある種の安心感を与えてくれます。ですから、日本人なら誰でも庭がついた木造一戸建ての和風の家を持ちたいと思うのですが、都市部の地価はとても高く、その上、建築費が欧米の2倍以上もするので、一般庶民にはとても手が届きません。
 そこで現代建築は、アパートや公団のように集合住宅化したり、耐震構造の高層ビル化し、部屋も冷暖房完備、換気、給水、排水設備の整った箱型になり、それぞれが個室化しています。ところが、これほど建物も部屋も欧米化したにもかかわらず、日本人は畳の生活を捨てようとはしません。風呂・洗面・トイレが一つに組み込まれた洋式のバスルームも日本人にはなじみにくく、依然として風呂とトイレが別室で、肩まで浸かる伝統的な湯風呂が主流です。それは、日本人にとって風呂は、ただ汚れを落とすだけのところではなく、心と体の疲れをとる安らぎの場だからです。
 ここには欧米風の生活と文化を取り入れながらも、一方では伝統的な和風の暮らしを頑固に守り続ける日本人のもう一つの姿があります。和洋折衷と言ってもいいと思いますが、これは日本人が異文化や海外の進んだ技術を受け入れるときの基本スタイルのようです。
 さて、一時期、「兎小屋に住む日本人」と欧米の人にからかわれたことがありますが、最近の新築住宅の平均の広さは100?で、欧米並みになっています。ただ、バブル崩壊で安くなったとはいっても、3DKの新築マンションは年収の10倍近くしますから、一般サラリーマンが兎小屋を抜け出すのには、まだまだ少し時間がかかりそうです。
 

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