日语杂谈随笔 第5期 ジャンボ宝くじ (上)
かねがね不思議に思っていた光景を、ことしも目にした。場所は東京・銀座である。老若男女が朝から黙々と列をなす。めざすは年末ジャンボ宝くじだ。大阪や名古屋、福岡でも行列ができる。
ジャンボ:巨大なこと。巨大なさま。また、そういうもの。「―な景品」「―サイズ」
今年又看到了很久以前就觉得不可思议的情景。地点是在东京的银座。男女老少从早晨就开始静静地排着队伍。目标是为了年底的大型彩票。大阪、名古屋和福冈也排起了长长的队伍。
銀座では、1番売り場の列がとくに長い。隣の2番ならすぐ買えるのに、「1等を当てるには1番だ」と縁起を担ぐ人が多いからだ。売る側も心得ていて、ちゃっかり1番だけ窓口を二つ設けて大量にさばいている。それでも大安のきのうは「3時間待ち」だった。
縁起を担ぐ:吉凶の迷信にとらわれる。縁起がいいとか悪いとかを気にする。
ちゃっかり:自分の利益のために抜け目なく振る舞うさま。「案外―している」
大安(たいあん):暦注の六曜の一。万事によいとされる日。大安日。「―吉日」
在银座,1号出售点的队伍排得特别长。如果是在隔壁的2号售点马上就可购得彩票,但还是有很多人迷信兆头,声称“要中头奖就要在一号点购买。”卖方也深谙此道,单单在一号卖点设了两个窗口,大量销售彩票。即便如此,在昨天这个大吉日里,也还是“排队等了三小时”。
来月でもゆっくり買える。「残り物には福がある」ともいう。なのに、なぜ、いま並ぶのだろう。「先んずれば人を制す」「並ぶ努力が幸運を招く」と力んでみても、しょせん運まかせだ。なにしろ1等は1千万枚に1枚しかないのだから。
りき・む[2]:【力む】(自五)
(一)息を詰めて、力をこめる。「力んで持ち上げようとしたが、だめだった」(使劲、用力、憋劲)
(二)気負う。(虚张声势、逞强)
「今度は勝ってみせると力み返った」〔方言としては、いばる意に用いる所もある〕
しょせん[0]【所〈詮〉(副):归根到底、毕竟、反正、终归
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