日语杂谈随笔 第13期 ピエール・ロチの『秋の日本』(下) 中日文对照
ロチは「お菊さん」でも知られる。大正の終わり近く、その死を聞いた芥川龍之介は追悼しつつ書いた。「ロティは偉い作家ではない。同時代の作家と比べたところが、余り背の高い方ではなささうである」(『玄鶴山房・河童』新潮文庫)。
罗斯也因其作品《菊先生》而闻名于世。在接近大正末年的时候,听闻其去世消息的芥川龙之介为了追悼罗斯还写下了“罗斯并不是一个伟大的作家。•和同时期的作家相比,他并不算特别突出。” (『玄鹤山房・河童』新潮文库)。
芥川は、土砂降りの往来に似た人生をたどる人にとって、まず必要なのは雨をしのぐ合羽(かっぱ)だという。「新しい人生の見方」のような合羽を与えるのが「偉い芸術家」だが、ロチは「新しい感覚描写や抒情(じょじょう)詩」といった往来の「提灯(ちょうちん)」を与えた、と。
芥川说,对于类似在暴风骤雨的人生中踯躅前行的人们而言,首先需要的是能够挡风避雨的雨具。给人类提供类似雨具的“新的人生见解”的是“伟大的艺术家们”,而罗茨所书写的“新的情感描写和抒情诗”却给人们的人生道路提供了一盏明灯。
ロチは、あの「ぢいさんばあさんの奇怪な料理」の家を去りながら記した。「この小さな一軒家、この料理、わたしたちが今後二度とお目にかかることのないこの正直な人人のにこにこ顔……」。ロチの小さな提灯が、時の肖像を未来に伝え続けている。
芥川说,对于类似在暴风骤雨的人生中踯躅前行的人们而言,首先需要的是能够挡风避雨的雨具。给人类提供类似雨具的“新的人生见解”的是“伟大的艺术家们”,而罗茨所书写的“新的情感描写和抒情诗”却给人们的人生道路提供了一盏明灯。
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