日语杂谈随笔 第16期 ホタル帰る (上) 中日文对照
鹿児島県の知覧町は、「薩摩の小京都」とも呼ばれる落ち着いた町である。古い屋敷や茶畑の広がる静かなたたずまいと裏腹に、60年前の太平洋戦争中は特攻隊の基地が置かれていた。多くの青年兵士が日々飛び立ってゆき戻らなかった。
たたずまい【佇まい】
1.立っているようす。また、そこにあるもののありさま。そのもののかもし出す雰囲気。 「家並みの―」「庭園の落ちついた―」
2.身を置くところ。暮らし方。また、なりわい.
鹿儿岛县的知览小镇又被称之为 “萨摩小京都”,是一座宁静的城市。在这古老的家园和茶园延伸的静谧背后,却有着一段60年前作为太平洋战争中特工队基地的历史。每天都有众多的青年士兵从这里离开,并且再也没有归来。
当時、軍指定の「富屋食堂」を営んでいた鳥浜トメさんは兵士らの世話を親身になって続けていた。明日のない青年たちから、母のように慕われた。その次女で当時女学生だった赤羽礼子さんが16日、75歳で亡くなった。
した・う【慕う】(他五)
(一)〈だれヲ―〉 その△人のそば(場所)に居たい、行きたいと思う。〔狭義では、そう思って、あとを追うことを指す。例、「母を慕って三千里」〕(追随、跟随)
(二)〈だれヲ―〉 その人のイメージを いつまでも心の中に抱き、常にその思い出に浸る。
「亡き母を―」(怀念、想念、爱慕)
(三)〈なに・だれヲ―〉 その人の学問や人物を尊敬して、それに従おうと思う。
当时,经营军队指定的「富屋食堂」的鸟浜托美就像亲人一样、一直照顾着士兵们。她受到了那些不知明天身在何处的青年们的敬仰。其次女、当时还是学生的赤羽礼子16日去世,享年75岁。
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