日语杂谈随笔 第21期 タミフル (下) 中日文对照
あおりで、中華料理の香辛料でおなじみの八角という実が、産地の中国で高騰している。タミフルの合成に必要なシキミ酸が八角から抽出されると報道され、秋から出荷が急増した。ただし八角をそのまま食べても予防には役立たない。
あおり:ある物事に強く働く勢い。また、その及ぼす影響。余勢。
受此冲击,中国菜中作为香料的八角的果实,在其产地中国价格暴涨。据报道制作他米非而所必须的芥草酸是从八角中提取的,因而从秋季起其产量就剧增。但不过如果直接食用八角,是起不到预防作用的。
前世紀で最悪のインフルエンザは、1918年のスペインかぜだ。世界の人口の半数が感染した。当時の本紙には「感冒猛烈、東京で死亡千三百」「薬の本場ドイツから輸入届かず」などの記事がみえる。実効散、消熱散、守妙といった名の薬の広告も目立つ。在庫不足で値上がりした薬があれば、副作用の訴えから細菌混入がわかって販売を禁止された薬もある。
上个世纪最为严重的流感是1918年爆发的西班牙感冒。世界上半数的人口受到传染。当时本报曾有“感冒严重,东京死亡人数一千三百人”“感冒药产地德国生产的药还未运来。”之类的报道。实效散、退热散、守妙诸如此类药名的广告也十分引人注目。当时既存在着因库存不足而价格上涨的药品,也有从副作用的诉讼中明白细菌混入,而被禁止销售的药品。
以来80余年、医学はめざましく進歩したはずなのに、世界的な大流行への備えはあまり進歩していないようにみえる。たった一社の一つの薬に、人類の命運を背負わせるような方策しかないのだろうか。
在那之后的80多年中,尽管医学有了惊人的发展,但对于世界性大规模流感的预防却看似没有什么进展。难道我们的对策就只能把人类的命运全都托付给一个公司的一种药品吗?
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