日语杂谈随笔 第22期 大学の講義 (上) 中日文对照
今からふた昔前、東京都内のある大学の教授が、授業の出席率の悪さに業を煮やして、こんな試験問題を出した。問題用紙には教授を含む数人の顔写真が刷られ、「私はどれでしょう」
業を煮やす:事が思うように運ばず、腹を立てる。「無意味な発言が続き―・して席を立つ」
大约在二十年前,东京都内某大学的教授,由于上课的出席率不佳而大为恼火,出了这样的一份试卷。试卷上印着包括教授在内的几个人的照片,“我是哪一位呢?”
翌年、学生の間に出回ったノートのコピーに教授の写真が添えられていたのは、言うまでもない。授業に出ない学生にも言い分があった。毎年、すこしも変わらぬ単調な授業だったのだ。かつては自分の好きなテーマだけを延々と講義して、学生の興味や関心を顧みない大学教員が多かった。
いいぶん[0]【言(い)分】
〔それぞれの立場に基づく〕主張。〔狭義では、不平・文句の意に用いられる〕「―が通る」
不用说,第二年学生之间交流的笔记的复印件中,又添加了教授了照片。没有上课的学生对此事也颇有微辞。因为他们每年上的尽是些一成不变单调的课。很多大学老师没完没了地只是讲些自己以前喜欢的题目,根本不顾学生的兴趣和关注的内容。
昨今は、どうも風潮が変わったようだ。某国立大が教員に配っている授業のやり方ハンドブックを見ると、次のように書いてある。ユーモアを交えて学生の興味をかきたてる。1回ごとの講義を読みきりでまとまったものにする。ビデオなどの映像に訴える。
さっこん[1]【昨今】
きのうきょうというような ごく最近の過去のこと。最近。「―の ご時勢では」
近来,这种潮流似乎有所改变。笔者看到某国立大学在发给教员们的授课方法手册中,如是写到:以幽默的方式诱导学生的兴趣。读透每一次讲义并很好地进行归纳总结。使用录像等影像器材。
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