日语杂谈随笔 第47期 才能の魔 (上)
19世紀のフランスの詩人ボードレールの散文詩「パリの憂愁」には、人間の首にとりついて離れない魔物「噴火獣」が出てくる。三島由紀夫は、初期の代表作「仮面の告白」の自序原稿の一つに「人みな噴火獣(シメエル)を負へり」と訳詩一行を記した。
在19世纪,法国诗人波德莱尔的散文诗《巴黎的忧愁》中,出现了一种缠绕于人的头部、其无法摆脱的怪物「喷火兽」。三岛由纪夫,在初期的代表作《假面告白》的自叙原稿中有这么一行其翻译的诗句“无人能胜喷火兽”。
「仮面の告白」は、戦後間もない昭和23年、1948年の今頃から書かれた。「さて書下ろしは十一月廿五日を起筆と予定し、題は『仮面の告白』といふのです」と、編集者に書き送っている(『決定版 三島由紀夫全集』新潮社)。
かきおろし[0]【書(き)下(ろ)し】
新たに出す本のために用意された、完結した新しい原稿(を刊行した著作)。
《假面的告白》起笔于战后不久的昭和23年、1948年的这个时期前后。三岛由纪夫在给编辑的书信中写到“新作品计划于11月25日动笔,题目就叫《假面的告白》(『決定版 三島由紀夫全集』新潮社)。
それから22年後の70年の11月25日に、三島は東京の陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で自衛隊の決起を訴え、割腹自殺した。ノーベル賞候補にもあげられた文学の他、ボディービルや剣道、映画出演といった多彩で華やかな活動の果ての行動だった。
けっき[1]【決起】―する
〔現状を改める意図で〕新たな決意のもとに困難を排除して立ち上がり行動を起こすこと。
「民衆が―する/国民総―集会」
ボディービル:
《body-buildingの略》鉄亜鈴・エキスパンダーなどを用いて筋力を強化し、たくましいからだをつくるために行う運動。ボディービルディング。
22年之后的70年11月25日,三岛为了抗议自卫队在东京的陆上自卫队市起义一事,而剖腹自杀。已被提名为诺贝尔文学奖候补者的他,还积极地参与健身活动、剑术,参加电影演出等丰富多彩的活动。
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