日语杂谈随笔 第48期 才能の魔 (下)
死の10年以上前、対談で文芸評論家の小林秀雄が述べた。「率直に言うけどね、きみの中で恐るべきものがあるとすれば、きみの才能だね……ありすぎると何かヘンな力が現れて来るんだよ。魔的なもんかな」
在他去世的十多年前,在一次会谈中文艺评论家小林秀雄如是说道“恕我直言,如果你自身有恐惧的东西,你的才能……如果这样的东西过多的话,那么你就能展现出一种奇特的力量。或许这就是魔性的东西吧”
この対談で小林が繰り返した「魔」について秋山駿氏が記す。「才能の魔とは、つまり、才能を持っている当の主人を亡ぼすもののことだ。三島氏が抱いている生の『悲劇』のようなものを、早くに直覚したのであろう」(『小林秀雄対話集』講談社文芸文庫)。
秋山骏先生写到,在这次会谈中小林反复地谈论这个「魔」字。「所谓才能的魔力,实际上指的就是让拥有才能的这个人毁灭之事。或许小林很早便察觉到三岛内心深处所蕴含着“悲剧”一类的思想吧」(『小林秀雄对话集』讲谈社文艺文库)。
三島が、いわば一瞬のうちに沈黙してから35年が過ぎた。しかし作品を開けば、文字は朗々と語り始め、あやなす日本語の魅力は尽きない。自殺の現場の部屋には、当時の刀傷が残っている。
说起来从三岛那瞬间消失的生命迄今已过去了35年。但只要翻开他的作品,开始朗朗地阅读那些文字,就能体会到他活用日语的无穷魅力。在他自杀现场的房屋里,至今还残余着当时的刀痕。
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