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日语杂谈随笔 第68期 偽装の論理(下)

时间:2010-01-22 18:00:49  来源:本站原创  作者:huangwen

  推理小説作家の日影丈吉に、暗号にまつわる随筆「偽装の論理」があった。「暗号は、読めなくては意味がない。読ませるために、かくす。つまり偽装の伝達である。だから、ただかくすのではなくて、標識をおきながら、かくす」(『日影丈吉全集』国書刊行会)。

      推理小说家日影丈吉,写有一篇与密码相关的随笔《伪装的逻辑》。“暗号如果无法读懂的话就失去了存在的意义。正是为了让人读懂,它又隐藏了起来。也就是说,这是一种隐蔽的传达。因此,它不仅仅是进行了隐藏,而且是在设置标识的情况下隐藏了起来。(『日影丈吉全集』国书刊行会)。

      偽装の発覚から1カ月あまりがたって、暗号はさらに分かりにくさを増しているのかもしれない。しかし、元建築士を含んだ「偽装の輪」があったのかどうかを明らかにするためには、押収した資料や関係者の供述の辛抱強い突き合わせが欠かせない。

      数据伪装暴露,至今已过去一个多月,而暗号却或许又增加了几分难解度。但是,为了明了是否存在着包含原建筑师在内的“伪装圈子”,去对照那些没收的资料和相关人员供述的耐心却是必不可少的。

      まだとりざたされていないところでも、偽装が行われているという疑いをもつ人が93%にのぼったと本社の世論調査の記事にあった。列島の至る所で、日に日に不安がふくらんでいるようだ。その発端となった問題の暗号を解くための第一歩が、ようやく踏み出された。

とりざた
      1 あれこれとうわさすること。また、そのうわさ。「とかくの―がある」「世間で―する」
      2 取り扱って処理すること。

      本报民意调查的报道显示:即使在那些尚未进行调查的住所中,怀疑自家房屋有数据伪造情况的居民也高达93%。仿佛日本所到之处,不安的情绪都在日渐膨胀。而如今,去解决作为问题事由的暗号,这第一步终于迈出去了。

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