日本优秀文学作品欣赏 第7期
作品原文:
兵十が、赤い井戸のところで、麦をといでいました。
兵十は今まで、おっ母と二人きりで、貧しいくらしをしていたもので、 おっ母が死んでしまっては、もう一人ぼっちでした。
「_______ _1________」
こちらの物置(ものおき)の後から見ていたごんは、そう思いました。
ごんは物置のそばをはなれて、向うへいきかけますと、どこかで、いわしを売る声がします。
「いわしのやすうりだアい。いきのいいいわしだアい」
ごんは、その、いせいのいい声のする方へ走っていきました。 と、弥助(やすけ)のおかみさんが、裏戸口から、
「いわしをおくれ。」と言いました。いわし売(うり)は、いわしのかごをつんだ車を、 道ばたにおいて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助の家の中へもってはいりました。 ごんはそのすきまに、かごの中から、五、六ぴきのいわしをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。 そして、兵十の家の裏口から、家の中へいわしを投げこんで、穴へ向ってかけもどりました。 途中の坂の上でふりかえって見ますと、兵十がまだ、井戸のところで麦をといでいるのが小さく見えました。
ごんは、_______2______、まず一つ、いいことをしたと思いました。
つぎの日には、ごんは山で栗(くり)をどっさりひろって、それをかかえて、兵十の家へいきました。 裏口からのぞいて見ますと、兵十は、午飯(ひるめし)をたべかけて、茶椀(ちゃわん)をもったまま、 ぼんやりと考えこんでいました。へんなことには兵十の頬(ほっ)ぺたに、かすり傷がついています。 どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとりごとをいいました。
「一たいだれが、いわしなんかをおれの家へほうりこんでいったんだろう。 おかげでおれは、盗人(ぬすびと)と思われて、いわし屋のやつに、ひどい目にあわされた」と、 ぶつぶつ言っています。
ごんは、これはしまったと思いました。 かわいそうに兵十は、いわし屋にぶんなぐられて、あんな傷までつけられたのか。
ごんはこうおもいながら、そっと物置の方へまわってその入口に、栗をおいてかえりました。
つぎの日も、そのつぎの日もごんは、栗をひろっては、兵十の家へもって来てやりました。 そのつぎの日には、栗ばかりでなく、まつたけも二、三ぼんもっていきました。
作品译文:
兵十正在红色的井台上淘小麦。
兵十以前一直和母亲两人一块儿过着穷日子。妈妈一死,只剩下了他一个人。
兵十也和我一样孤苦伶仃了!阿权从仓房后面看着兵十,这样想道。
阿权刚离开仓房边,要向兵十那边跑去时,不知什么地方传来了叫卖沙丁鱼的吆喝声:
“沙丁鱼便宜卖喽!新鲜的沙丁鱼哟!”
阿权又朝那吆喝声的方向奔去。这时,弥助的妻子在房门口招呼道:
“拿点沙丁鱼来!”
卖沙丁鱼的将载有沙丁鱼筐的车子停在路旁,两手抓着白花花的沙丁鱼走进了弥助家。阿权趁这空子,从鱼篮中抓出了五六条沙丁鱼,又忙朝刚才来的方向跑去,并将鱼从兵十家的后门口扔了进去,然后便奔回自己的洞穴,半路上从一个坡顶上回首眺望,看得见还在井边淘小麦的兵十那小小的身影。
阿权觉得自己已为赔偿兵十的鳗鱼做了头一件好事。
第二天,阿权在山上采了很多栗子,捧着来到兵十家。它从后门往里一看,兵十正在吃中饭。只见他捧着碗,怔怔地在想着什么。奇怪的是兵十的腮帮子上还带着点伤。正在阿权猜想他受伤的原因时,只听兵十喃喃嘀咕道:
“到底是谁把沙丁鱼扔进我家来的呢?结果让我被鱼贩子当贼好揍了一顿。”
阿权一听,心想:这下可糟了,可怜的兵十准是被鱼贩子揍得落下伤来的吧?它边想边悄悄绕到仓房那边,将栗子放在门口,便回去了。
后来,阿权又接连两天采了栗子送到兵十家去。再后来,它不但送栗子,每天还送两三个蘑菇去。
答案:
1.おれと同じ一人ぼっちの兵十か
2.うなぎのつぐないに
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