日本优秀文学作品欣赏 第9期
作品原文:
ごんは、おねんぶつがすむまで、井戸のそばにしゃがんでいました。兵十と加助は、また一しょにかえっていきます。ごんは、二人の話をきこうと思って、ついていきました。兵十の影法師(かげぼうし)をふみふみいきました。
お城の前まで来たとき、加助が言い出しました。
「さっきの話は、きっと、そりゃあ、神さまのしわざだぞ」
「えっ?」と、兵十はびっくりして、加助の顔を見ました。
「おれは、あれからずっと考えていたが、どうも、そりゃ、人間じゃない、神さまだ、神さまが、お前がたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんなものをめぐんで下さるんだよ」
「そうかなあ」
「そうだとも。だから、まいにち神さまにお礼を言うがいいよ」
「うん」
ごんは、へえ、こいつはつまらないなと思いました。おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、神さまにお礼をいうんじゃア、おれは、_______1________。
六
そのあくる日もごんは、栗をもって、兵十の家へ出かけました。兵十は物置で縄(なわ)をなっていました。それでごんは家の裏口から、こっそり中へはいりました。
そのとき兵十は、ふと顔をあげました。と狐が家の中へはいったではありませんか。こないだうなぎをぬすみやがったあのごん狐めが、またいたずらをしに来たな。
「ようし。」
兵十は立ちあがって、納屋(なや)にかけてある火縄銃(ひなわじゅう)をとって、火薬をつめました。
そして足音をしのばせてちかよって、今戸口を出ようとするごんを、ドンと、うちました。ごんは、______2_______。兵十はかけよって来ました。家の中を見ると、土間(どま)に栗が、かためておいてあるのが目につきました。
「おや」と兵十は、びっくりしてごんに目を落しました。
「ごん、お前(まい)だったのか。いつも栗をくれたのは」
ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口(つつぐち)から細く出ていました。
译文:
五
阿权一直蹲在井台边上,直到念经结束。兵十和加助又一起回家去。阿权想听听他俩的话,便又跟了上去,借着兵十的影子隐蔽着自己。
到了城堡前,加助开口了:
“刚才说的那事儿肯定是神仙干的。”
“啊?”兵十惊讶地看着加助的脸。
“我刚才一直在想:这不会是人,肯定是神仙。神仙觉得你一人孤单单的怪可怜,便施舍了各种各样的东西给你。”
“是吧?”
“当然喽!所以你最好每天都要敬敬神仙。”
“嗯。”
阿权这时想到:嗨,这家伙真是扯淡!我给他送去栗子和蘑菇,可他不敬我,却要去敬什么神仙。我可不上算啦!
六
第二天,阿权又带着栗子往兵十家来。兵十正在仓房搓草绳,于是阿权便从后门偷偷地溜进了他家。这时,兵十一抬头:呀,家里跑进一只狐狸!上次偷我鳗鱼的狐狸阿权又来捣蛋了!
“好啊!”兵十站起身,拿下挂在库房的火绳枪,装上火药,然后蹑手蹑脚地靠上前去,一枪打中了正要跑出门来的阿权。
兵十跑了过来,一下看到进门处放着一堆栗子,不禁吃惊地将目光落在阿权身上。
“呀,一直给我送栗子来的是你吧,阿权?”
阿权闭着眼睛,无力地点点头。
兵十手中的火绳枪哐当一声掉到地上,那枪口还冒着缕缕青烟。
答案:
1.引き合わないなあ
2.ばたりとたおれました
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