美文精读:等待、直到心智成熟
“心が育つ”まで待つこと
家庭教育は、親の考え方と責任感で決まってしまうと思います。携帯電話を持つことの是非も、それぞれの家庭の賢明な価値判断次第ではないでしょうか。例えば、遠距離通学等で、子供の安全を守るため、親子間の連絡に使うのであれば意味があるでしょう。
しかし、「みんなが持っているから」「持っていないのは自分だけ」との子どもの言い分に負け、親の考え無しに持たせるのは賛成できません。
最近は、パソコンなど便利なIT機器が氾濫しています。判断力の未熟な子どもだちは、知らないうちに影響を受けます。IT機器そのものが悪いのではなく、使い方なのです。使われるのではなく、使いこなすことが大切だからこそ、①“心が育つ”まで待っていてもいいと思います。
携帯電話では、いつでもどこでも軽い“のり”で会話ができます。直接対話し、心をぶつけ合う煩わしさがありません。しかし、それでは人間らしい「心」は育ちません。
“人は便利なものを発明した。しかし、その代わりに、本来持っていた能力を失った”という意味のことを言ったのは、たしかトインビュー博士でした。携帯電話を持つ前に、もっと親子間、友人間の「直接」の対話を増やしたいものです。
注釈:
是非(ぜひ)「名」好坏,是非
賢明(けいめい)「形動」高明,圣明
氾濫(はんらん)「名 自サ」泛滥
未熟(みじゅく)「名 形動」未成熟,不熟练
使いこなす(つかいこなす)「他五」使之发挥作用,运用自如
のり「名」来劲,一时兴起
ぶつけ合う(ぶつけあう)「他五」相互碰撞
煩わしい「形」麻烦,繁杂
増やす(ふやす)「他五」增加
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