日本语能力测试一级阅读模拟:第3篇
(5)日本では、2001年4月から、「家電リサイクル法」という法律が実施される。これはゴミを減らすために、家庭で不用になった家電の処理方法について決めたものである。この法律では、メーカーは販売店などを通じて集められたテレビ、エアロン、冷蔵庫、洗濯機の4種類の家電から鉄、銅、アルミ、ガラスなどを回収し、再び原材料や部品として利用することが義務つけられている。同時に、それぞれの製品について重量の何%ぐらいを再利用しなければならないかというリサイクル率の目標も表のように決められている。
表からわかるように、リサイクル率の目標はあまり高くない。その原因は、家電製品に多く使われているプラスチックがリダイクル法の対象外になったためといわれている。
図のとおり、プラスチックが製品の重量のおよそ3分の1以上を占める(A)と(B)は、リサイクル率の目標が50%となっている。特に(B)は4種類の家電製品の中でプラスチックの使われている割合が最も高い。それに対して、再利用しやすいガラスが全重量の半分以上を占めている(C)は、上記の2種類に比べ、リサイクル率の目標が少し高くなっている。また、(D)の目標の数字が最も高くなっているのは、再利用の方法が決まっている金属類が多く使われているからである。
表製品ごとのリサイクル率の目標
製品名 リサイクル率エアコン 60%テレビ 55%冷蔵庫 50%洗濯機 50%
「問1」家電リサイクル法によってメーカーがしなければならないことは何か。
1)4種類の家電から指定された原材料を回収して再利用すること。
2)4種類の家電に使われている金属類の50——60%を再利用すること。
3)4種類の家電は、再利用できる原材料だけを使って製造すること。
4)4種類の家電に使われているプラスチックを回収して再利用すること。
「問2」文中の(A)(B)(C)(D)に入る製品の組み合わせはどれか。
1)A:冷蔵庫 B:洗濯機 C:テレビ D:エアコン
2)A:冷蔵庫 B:洗濯機 C:エアコン D:テレビ
3)A:洗濯機 B:冷蔵庫 C:テレビ D:エアコン
4)A:洗濯機 B:冷蔵庫 C:エアコン D:テレビ
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