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日本语能力测试一级阅读模拟:第12篇

时间:2011-03-28 13:33:49  来源:小语种  作者:nvwu

 本音と建前の就職活動

  高太郎君は、この四月に、横浜大学の四年生になったばかりです。最終学年になった途端に、自宅にはおびただしい数の郵便物が、高太郎君宛てに毎日のようにくるようになりました。それらはすべて、会社が送ってくる会社案内です。メーカー、サービス、流通、金融、証券などありとあらゆる分野の会社が次々とおくってくるのです。高太郎君はそれらを全部開封するわけではありません。必要なものだけを取捨選択してあとはそのまま捨ててしまいます。
  高太郎君の学生生活はそれまでの三年間とは一変しました。それまではクラブ活動やアルバイトのため帰宅するのは遅かったのですが、クラブやバイトはしばらく休むことにして早く帰るようになり、夜遅くまで会社案内を検討したり、ていねいに履歴書を書いたり、就職試験問題集を開いていることが多くなりました。高太郎君は就職活動の季節を迎えたのです。
  高太郎君は理髪店に行き、それまで少し長めであった髪を短めにしてもらったあと、新調したスーツを着て写真館に行きました。写真館のご主人は高太郎君の父の友人で中原さんといい、高太郎君は赤ん坊のころから、中原さんに折々の祈念写真を撮ってもらってきました。お宮参り、初節句、入学、卒業、成人式などです。高太郎君が写真館に入ると、中原さんが「おや、もう就職か」と高太郎君がなにもいわないうちに声をかけました。中原さんは、高太郎君の服装を一目見ただけですぐ見当がついたのです。高太郎君の服装はいわゆるリクルートスーツといって、企業を訪問する際の、派手でもなく暗くもない無難な服装だったのです。高太郎君は履歴書にはる写真をとりにきたのでした。

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