中３女子殴られ死亡、容疑の同居男逮捕

北海道登別市で知的障害のある中学３年の女子生徒が同居する男に殴られ、死亡しました。警察は、日常的に虐待されていた疑いがあると見て捜査しています。

傷害の疑いで逮捕されたのは、登別市の無職、石川哲也容疑者（４１）です。石川容疑者は２３日午後１１時頃、同居する中学３年生の松尾みさとさん（１４）に「食事の仕方が悪い」と胸などを１０数回殴り、けがをさせた疑いが持たれています。

暴行から１６時間後、「子どもの具合いが悪くなった」と消防に通報しましたが、みさとさんは病院で死亡が確認されました。みさとさんには知的障害があり、母親と一緒に石川容疑者と石川容疑者の前の妻と４人で暮らしていました。

「いつもたばこを買いに女の子もついて男の人と２人で来ていた。２人の女の人は働いている。温泉で」（住んでいた家の管理人）

「（暴力をふるっているという情報は）なかったです」（相談を受けていた児童相談所の職員）

みさとさんの腕などにはアザがあり、日常的に虐待されていた疑いがあると見て、警察は遺体を司法解剖するなど詳しい死因を調べています。（25日11:31）

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