双语阅读:《哈利波特与魔法石》第16章 穿越活板门4
部屋の隅から声が聞こえた。
ネビルがひじかけ椅子の陰から現れた。自由を求めてまた逃亡したような顔のヒキガエルのトレバーをしっかりとつかんでいる。
「なんでもないよ、ネビル。なんでもない」
ハリーは急いでマントを後ろに隠した。
「また外に出るんだろ」
ネビルは三人の後ろめたそうな顔を見つめた。
「ううん。違う。違うわよ。出てなんかいかないわ。ネビル、もう寝たら?」
とハーマイオニーが言った。
ハリーは扉の脇の大きな柱時計を見た。もう時間がない。スネイプが今にもフラッフィーに音楽を聞かせて眠らせているかもしれない。
「外に出てはいけないよ。また見つかったら、グリフィンドールはもっと大変なことになる」
とネビルが言った。
「君にはわからないことだけど、これは、とっても重要なことなんだ」
とハリーが言ったが、ネビルは必死に頑張り、譲ろうとしなかった。
「行かせるもんか」
ネビルは出口の肖像画の前に急いで立ちはだかった。
「僕、僕、君たちと戦う!」
「ネビル」
ロンのかんしゃく玉が破裂した。
「そこをどけよ。バカはよせ……」
「バカ呼ばわりするな!もうこれ以上規則を破ってはいけない!恐れずに立ち向かえと言ったのは君じゃないか」
「ああ、そうだ。でも立ち向かう相手は僕たちじゃない」
ロンがいきりたった。
「ネビル、君は自分が何をしようとしてるのかわかってないんだ」
口ンが一歩前に出ると、ネビルがヒキガエルのトレバーをポロリと落とした。トレバーはピョンと飛んで、行方をくらました。
「やるならやってみろ。殴れよ!いつでもかかってこい!」
ネビルが拳を振り上げて言った。
ハリーはハーマイオニーを振り返り、弱り果てて頼んだ。
「なんとかしてくれ」
ハーマイオニーが一歩進み出た。
「ネビル、ほんとに、ほんとにごめんなさい」
ハーマイオニーは杖を振り上げ、ネビルに杖の先を向けた。
「ペトリフィカストタルス!<石になれ>」
ネビルの両腕が体の脇にピチッと賂りつき、両足がバチッと閉じた。体が固くなり、その場でユラユラと揺れ、まるで一枚板のようにうつ伏せにバッタリ倒れた。
ハーマイオニーがかけ寄り、ネビルをひっくり返した。ネビルのあごはグッと結ばれ、話すこともできなかった。目だけが動いて、恐怖の色を浮かべ三人を見ていた。
「ネビルに何をしたんだい?」とハリーが小声でたずねた。
「『全身金縛り』をかけたの。ネビル、ごめんなさい」ハーマイオニーは辛そうだ。
「ネビル、こうしなくちゃならなかったんだ。訳を話してる暇がないんだ」とハリーが言った。
「あとできっとわかるよ。ネビル」とロンが言った。
三人はネビルをまたぎ、透明マントをかぶった。
動けなくなったネビルを床に転がしたまま出ていくのは、幸先がよいとは思えなかった。三人とも神経がピリピリしていたので、銅像の影を見るたびに、フィルチかと思ったり、遠くの風の音までが、ピーブズの襲いかかってくる音に聞こえたりした。
最初の階段の下まで来ると、ミセス?ノリスが階段の上を忍び歩きしているのが見えた。
「ねえ、蹴っ飛ばしてやろうよ。一回だけ」とロンがハリーの耳元でささやいたが、ハリーは首を横に振った。気づかれないように慎重に彼女を避けて上がっていくと、ミセス?ノリスはランプのような目で三人の方を見たが、何もしなかった。
四階に続く階段の下にたどり着くまで、あとは誰にも出会わなかった。ピーブズが四階への階段の途中でヒョコヒョコ上下に掛れながら、誰かをつまずかせようと絨毯をたるませていた。
「そこにいるのはだーれだ?」
三人が階段を登っていくと、突然ピーブズが意地悪そうな黒い目を細めた。
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