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双语阅读:《哈利波特与魔法石》第16章 穿越活板门4

时间:2013-04-18 14:20:13  来源:可可日语  作者:dodofly 收藏  [网页划词已启用]

「見えなくたって、そこにいるのはわかってるんだ。だーれだ。幽霊っ子、亡霊っ子、それとも生徒のいたずらっ子か?」
ピーブズは空中に飛び上がり、プカプカしながら目を細めて三人の方を見た。
「見えないものが忍び歩きしてる。フィルチを呼ーぼう。呼ばなくちゃ」
突然ハリーはひらめいた。
「ピーブズ」ハリーは低いしわがれ声を出した。
「血みどろ男爵様が、わけあって身を隠しているのがわからんか」
ピーブズは肝をつぶして空中から転落しそうになったが、あわや階段にぶつかる寸前に、やっとのことで空中に跨みとどまった。
「も、申し訳ありません。血みどろ閣下、男爵様。」
ピーブズはとたんにへりくだった。
「手前の失態でございます。問違えました……お姿が見えなかったものですから……そうですとも、透明で見えなかったのでございます。老いぼれピーブズめの茶番劇を、どうかお許しください」
「わしはここに用がある。ピーブズ、今夜はここに近寄るでない」
ハリーがしわがれ声で言った。
「はい、閣下。仰せのとおりにいたします」
ピーブズは再び空中に舞い上がった。
「首尾よくお仕事が進みますように。男爵様。お邪魔はいたしません」
ピーブズはサッと消えた。
「すごいぞ、ハリー!」ロンが小声で言った。
まもなく三人は四階の廊下にたどり着いた。扉はすでに少し開いていた。
「ほら、やっぱりだ」ハリーは声を殺した。
「スネイプはもうフラッフィーを突破したんだ」
開いたままの扉を見ると、三人は改めて自分たちのしようとしていることが何なのかを思い知らされた。マントの中でハリーは二人を振り返った。
「君たち、戻りたかったら、恨んだりしないから戻ってくれ。マントも持っていっていい。僕にはもう必要がないから」
「バカ言うな」
「一緒に行くわ」ロンとハーマイオニーが言った。
ハリーは扉を押し開けた。
扉はきしみながら開き、低い、グルグルといううなり声が聞こえた。三つの鼻が、姿の見えない三人のいる方向を狂ったようにかぎ回った。
「犬の足元にあるのは何かしら」とハーマイオニーがささやいた。
「ハープみたいだ。スネイプが置いていったに違いない」とロンが言った。
「きっと音楽が止んだとたん起きてしまうんだ」とハリーが言った。
「さあ、はじめよう……」
ハリーはハグリッドにもらった横笛を唇にあてて吹きはじめた。メロディーともいえないものだったが、最初の音を聞いた瞬間から、三頭犬はトロンとしはじめた。ハリーは息も継がずに吹いた。だんだんと犬のうなり声が消え、ヨロヨロッとしたかと思うと、膝をついて座り込み、ゴロンと床に横たわった。グッスリと眠りこんでいる。
「吹き続けてくれ」
三人がマントを抜け出す時、ロンが念を押した。三人はソーッと仕掛け扉の方に移動し、犬の巨大な頭に近づいた。熱くてくさい鼻息がかかった。
犬の背中越しにむこう側をのぞきこんで、ロンが言った。
「扉は引っ掛れば開くと思うよ。ハーマイオニー、先に行くかい?」
「いやよ!」
「ようし!」
ロンがギュッと歯を食いしばって、慎重に犬の足をまたいだ。屈んで仕掛け扉の引き手を引っ張ると、扉が跳ね上がった。
「何が見える?」ハーマイオニーがこわごわ尋ねた。
「何にも……真っ暗だ……降りていく階段もない。落ちていくしかない」 

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