双语阅读:《哈利波特与魔法石》第16章 穿越活板门7
「詰めが近い」ロンが急につぶやいた。
「ちょっと待てよ――うーん……」
白のクイーンがのっぺらぼうの顔をロンに向けた。
「やっぱり……」ロンが静かに言った。
「これしか手はない……僕が取られるしか」
「だめ!」
ハリーとハーマイオニーが同時に叫んだ。
「これがチェスなんだ!」ロンはきっぱりと言った。
「犠牲を払わなくちゃ!僕が一駒前進する。そうするとクイーンが僕を取る。ハリー、それで君が動けるようになるから、キングにチェックメイトをかけるんだ!」
「でも……」
「スネイプを食い止めたいんだろう。違うのかい?」
「ロン……」
「急がないと、スネイプがもう『石』を手に入れてしまったかもしれないぞ!」
そうするしかない。
「いいかい?」
ロンが青ざめた顔で、しかしきっぱりと言った。
「じゃあ、僕は行くよ……いいかい、勝ったらここでグズグズしてたらダメだぞ」
ロンが前に出た。白のクイーンが飛びかかった。ロンの頭を右の腕で殴りつけ、ロンは床に倒れた――ハーマイオニーが悲鳴を上げたが、自分の持ち場に踏み留まった――白のクイーンがロンを片隅に引きずって行った。ロンは気絶しているようだった。
震えながら、ハリーは三つ左に進んだ。
そして、白のキングは王冠を脱ぎ、ハリーの足元に投げ出した――勝った。チェスの駒は左右に分かれ、前方の扉への道を空けてお辞儀をした。もう一度だけロンを振り返り、ハリーとハーマイオニーは扉に突進し、次の通路を進んだ。
「もしロンが……?」
「大丈夫だよ」
ハリーが自分に言い聞かせるように言った。
「次は何だと思う?」
「スプラウトはすんだわ。悪魔の罠だった……鍵に魔法をかけたのはフリットウィックに違いない……チェスの駒を変身させて命を吹き込んだのはマクゴナガルだし……とすると、残るはクィレルの呪文とスネイプの……」
二人は次の扉にたどり着いた。
「いいかい?」
とハリーがささやいた。
「開けて」
ハリーが扉を押し開けた。
むかつくような匂いが鼻をつき、二人はローブを引っばり上げて鼻をおおった。目をしょぼつかせながら見ると、前にやっつけたのよりもさらに大きなトロールだった。頭のこぶは血だらけで、気絶して横たわっていた。
「今こんなトロールと戦わなくてよかった」
小山のような足をソーッとまたぎながら、ハリーがつぶやいた。
「さあ行こう、息が詰まりそうだ」
ハリーは次の扉を開けた。何が出てくるか、二人ともまともに見られないような気持だった。
が、何も恐ろしいものはなかった。ただテーブルがあって、その上に形の違う七つの瓶が一列に並んでいた。
「スネイプだ」
ハリーが言った。
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