【日本文化略知一二】変わりつつある日本人の労働観 (下)
今天继续为大家带来日本社会劳动雇佣体制的下篇部分!敬请期待~
かつてフリーターといえば、以前は会社にも時間にも拘束されず、気ままに過ごしている若者のイメージがあった。しかし、一口にフリーターと言っても、理由別に分類すると「モラトリアム型」(やりたい職業がみつかるまでの猶予期間として選択した者)が46.9%、「やむを得ず型」(正規採用になれなかったり、倒産やリストラで失職したりして、しかたなくフリーターをしている者)が39.4%、「夢追求型」(何か明確な目標を持った上で、生活の糧を得んがために、自由に時間が使えるフリーター生活を選んでいる者)が13.7%と、実に様々である。(日本労働研究機構「大都市の若者の就業行動と意識」より)。しかし、NHKが更に聞き取り調査を進めてわかったのは、「夢追求型」はさておき、「やむを得ず型」はもとより、「モラトリアム型」のほとんどが、不況のあおりを受けて、「正社員」としての就職の機会が狭められたために、正社員になりたくてもなれず、諦めてフリーターになっているという現実であった。現在のフリーターは、バブル期の気楽なフリーターとは全く性格を異にしているのである。こうなると、もはやフリーター問題を世代論や「若者のライフスタイル」論としてだけでは語れない。日本の若者の実に三分の一が、こうした非自発的なフリーターという境遇に置かれているという現状を考えないわけにはいかないのである。
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