探寻日本酒吧最初的下酒菜
日本で最初のビアホールが出来たのは、東京の銀座、明治32年のことです。何しろ初めてのことなので、何をつまみで出すか大変悩んだようです。ビールにあうものは…とあれこれ考えた挙句、決まったのが、ある食べ物。ところが、残念ながら、評判が悪くすぐにメニューから消えてしまいました。さあ、その最初のビアホールで出された幻のつまみとは何だったのでしょう。
日本最早的酒吧出现于明治32年(1899)东京的银座。不管怎么说因为刚刚运营,用什么做下酒菜着实令人苦恼。考虑了很多到底用什么下酒,最后终于选定一种食物了。但遗憾的是,不受欢迎而很快从菜单上消失了。那么,在最初的酒吧如幻影般出现的下酒菜到底是什么呢。
実は、生の大根なのです。
原来竟是生萝卜。
日本初のビアホールを開業したのは馬越恭平さんという人物。馬越さんは開業にあたって、参考にしようと当時、日本に来ていたドイツ人のビール醸造技師に、詳しく話を聞きました。
经营日本最早的酒吧的人是马越恭平。马越在经营时作为参考,详细地询问了来日的德国啤酒酿造师。
本場ドイツのミュンヘンでは、ビールのつまみに、ラディと呼ばれる大根を食べたりすると聞いた馬越さんは、それならば野菜好きの日本人にも受けるはずだと確信し、ビアホールのつまみに出しました。3センチ幅の薄切りの大根だったといわれています。
听说在原产地德国的慕尼黑,啤酒的下酒菜是被叫做“ラディ”(radei)的萝卜。如果是这样的话,马越相信喜欢蔬菜的日本人也是可以接受的,从而推出了酒吧的下酒菜,大概3厘米厚的萝卜切片。
メニューはこの大根だけでした。しかし、ドイツのラディは辛味が強く、ビールによくあうのですが、日本ではただの生大根です。当然不評で、このつまみに手を付ける人は少なかったようです。その後、フキやエビの佃煮を出したところ、うまいが見た目が悪いとこれまた不評で敗退。いろいろと苦労されたようです。
菜单上只有萝卜这一种下酒菜。但是,德国的萝卜味道很重,很适合与啤酒一同食用。而日本只有一种萝卜,想当然的不受好评,点菜的人几乎很少。此后,又出现了加入了款冬和虾的甜味海鲜煮,虽然很好吃,但是不够美观,仍然不受欢迎而宣告失败。最初的探索真是艰难呐。
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