「イメージ」猫のイメージは、悪く、「猫を殺せば七代たたる」とか「化け猫」などという。日本には魔女の手先という迷信はない。

日本では猫といえば、夏目漱石の猫を主人公にした小説『吾輩は猫である』を思い出す人が多い。

「風習」昔から猫が飼われたのは、ネズミを退治してもらうため。

飲食店など客商売の家で「招き猫」という置物を飾る。後足で身を立て、一方の前足を挙げて人を招いている猫の像で、顧客、財宝を招く縁起物とされている。

「表現」中が悪いのは、欧米で猫と犬だが、日本では猿と犬で、「犬猿の仲」という。猫の好物は、英米ではミルク、日本ではかつおぶしである。そこから、「猫にかつおぶし」という表現が生まれた。猫の鳴き声は「ニャー、ニャー」。