日本风土人情解读 第124期 日本纸币上的肖像画之谜
福沢諭吉、樋口一葉、野口英世など、お札に描かれている偉人たちの顔。あまりに見慣れているため、普段は何も考えずに使っていますが、そういえばお札にはなぜ肖像画が印刷されているのでしょうか。その理由を探ってみると、意外と奥深いことに気づかされます。日本銀行の資料によれば、そこには「偽造防止」「親近感」「判別のしやすさ」などの理由があるのだとか。
福泽谕吉、樋口一叶、野口英世等等,都是被画在纸币上的伟人像。因为看习惯了,平时用的时候并没有思考过,说起来,为什么纸币上要印上肖像画呢?在探寻原因的过程中,意外地发现还挺深奥。日本银行的资料中列举了“防止伪造”“亲切感”“容易识别”等原因。
我々の目は人の顔を見分ける能力に長けており、顔が少しでもズレたりぼやけたりしているだけで違和感を持ちます。この特性を利用し、お札に肖像画を載せることでニセ札を見分けやすくしようというわけです。
我们的眼睛擅长分辨人脸,哪怕脸部只有一点差别或模糊,都会感到不舒服。在纸币上印肖像画来让假币容易识别,就是利用了这一特性。
また、人の顔には親近感を抱きやすく、覚えやすいという長所も。その象徴として、こんなエピソードがあります。18世紀後半に起きた「フランス革命」で、当時の国王だったルイ16世が国外逃亡をはかった際、国境近くのヴァレンヌという土地で地元の住民に発見され、パリへ連れ戻されて処刑されるという事件が起きました。
而且,人脸还有容易使人产生亲切感,容易记忆等优点。这里还有一个象征性的小故事。在18世纪后半期爆发的法国大革命中有这样一个事件:当时的国王路易十六计划逃往国外,结果却被国境附近的瓦雷纳(Varennes)当地居民发现,并被带回巴黎处刑。
新聞もテレビもないこの時代に、しかも変装までしていたのに見つかってしまったそのわけが、お札の肖像画。当時のフランスのお金にはルイ16世の顔が印刷されており、国中にその顔が知れ渡っていたのです。人間がいかに顔を覚える能力に優れているかを物語る逸話ですね。
在这个既没有报纸又没有电视的时代,而且还经过乔装打扮,却还是被发现了,就是因为纸币上的肖像画。当时法国的钱币上印有路易十六的脸,所以全国人都知道他的长相。这个故事充分说明了人类记忆人脸的能力是多么出色。
これまで日本のお札に肖像画が印刷された人物は16人(現行の二千円札の背景画の一部として描かれている紫式部をあわせると、全部で17人)にのぼります。最も多くのお札に登場したのは聖徳太子で合計7回。百円、千円、五千円、一万円と、様々な種類のお札に描かれた「日本銀行券の代名詞」ともいえる存在です(もっとも、現在発行されているお札からは姿を消しているので、R25世代にとってはなじみが薄いかもしれませんが…)。
迄今为止日本的钞票上印过肖像的人物有16人(加上现行两千日元纸币上作为背景图的一部分的紫式部,一共17人)。被印次数最多的是圣德太子,共7次。他的画像曾被印在一百日元、一千日元、五千日元、一万日元面值的纸币上,甚至可以说是“日本银行券的代名词”(不过,现在发行的纸币上已经没有他了,所以现在的人可能觉得并不熟悉。)
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