幸せの国と呼ばれるブータン。先代国王によるGNH宣言（1972年）に端を発する。GNH＝Gross National Happiness国民総幸福量を国是として、GNP（国民総生産）による物質的な豊かさよりも幸福感を追求しているのだ。

不丹号称幸福之国，前代国王于1972年首度提出GNH宣言。所谓GNH是Gross National Happiness的缩写，意即国民幸福总值，不丹重视国民幸福总值，奉为国策，其涵义是追求幸福感甚于追求物质丰富（以GNP为代表）。

2009年からこの地を訪れ取材を続ける写真家の関口照生氏も、「“本当の幸せとは何か”を思い起こさせてくれる国だ」と語る。

2009年起就一直采访不丹的摄影家关口照生也说，“这个国家让人想起真正的幸福为何物。”

「青空や空気など自然の恵みに感謝し、チベット仏教の教えを大切にし、共に生活できる家族や家畜に感謝する。そこに自分が存在するということで十分。彼らはおそらく幸せの概念を意識していない。心と身体でありのままに感じるものが“幸せ”の原点なのでしょう」

他说，“不丹人感谢蓝天和空气等自然界的恩赐，恪守藏传佛教的教诲，感谢共同生活的家人及家畜。并且充分意识到自身的存在。他们恐怕没有幸福概念的意识，而是把身心对外界的直感当做幸福的根源吧。”

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