双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第22回朋友
友達
夕日を見ました。大きいまっ赤な......。
線香花火が、ぽたっと落ちるように早く沈んでしまったけど、透き通って明るき。
そりゃあ、きれいな色をしていました。りんごの色でした。Y子ちゃんと、「きれいね」と言ったきり、絶句。その夕日に照らされて、赤く立ち上っていく飛行機雲が見えました。
Y子ちゃんは、本当にいい人だと思う。
Y子ちゃんの家で一緒に勉強したいと言ったら、きっぱり断られた。
わたしは、てっきりOKしてくれるとばかり思っていました。
もし、わたしがY子ちゃんの立場だったら、断りきれなくてOKしてしまい、マイペースで勉強できなくて、結局、後悔すると思う。
要するに、自己抑制が足りんのです。
体のハンディが、自己抑制ホルモンにつながっとると言ったら、逃避かな?
自己の思っていることを口に出して言える、それを聞いてくれる人がいるって、すごく嬉しい。
友達って、対等に付き合ってくれるから、ありがたい。
Sちゃんに、「読書するようになったのは、亜也ちゃんの影響よ」と言われた。
「ああ、よかった。」私は、彼女達に迷惑ばかりかけていたんじゃないと思ってもかまいませんよね。
「亜也ちゃん、この前ワン泣いたでしょ!あの時すごく可愛かった」
「エッ、ほんと?いやだなあ、そんなこと言われたの初めてよ。でも私、自分の泣いた顔を鏡で見たけど、あんまりよくないにィ」
「いや、顔は見えんかった。そいだもんで、可愛かった」
「わぁー ドギツイ」
可愛かったのは、顔ではなく、ムードだったわけ。2人で大笑いした。
友達っていいな。いつまでもいっしょにいたい。
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