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双语阅读:小说版《一公升的眼泪》第21回关于未来

时间:2012-07-30 15:28:56  来源:可可日语  作者:ookami

将来について

将来について、母と話し合った。

母曰く。

「先天的に目や体の不自由な人と違って、過去にやれたことがどうしても頭から離れない。どうしてできないかと悩みも大きいし。感情が先だってしまう。だから、いつも精神との闘いから始まる。側から見ていると機械的にラジオ体操しているような訓練も、実は精神との闘い、鍛錬だよ。亜也、結果はどうあろうと、今を悔いなく生きてこそ将来があるんじゃないかと思うよ。亜也はよく泣いている。そしてそんな亜也を見ているとかわいそうでならない。でも現実、今おかれている立場をきちんと理解して、これからの亜也の人生を充実させていかないと、足を地面につけた生き方が、永久にできなくなるよ。お母さんや弟妹は、あなたがどうしてもできないことには、惜しみなく手を貸してあげる。でも、意見を言ったり、けんかをするときは、ポンポン言うでしょう。あれは、亜也が人間的には何も違ってはいない普通の子であり姉であると思ってるからなのよ。だから、精神と強くする愛の言葉と受け止めるのよ。他人にグサッとくるようなことを言われても、耐えていけるように、これも訓練なんだよ。愛を知り、知を愛す、すなわち愛知県に生まれた亜也は、その県名からして、愛と知に包まれてるんだから......」
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聞いているうちに、今の病状を冷静に受け入れた上で、将来の道を考えなければいけないと思った。

「図書館司書になりたい。そのために大学へ行きたい。公務員の資格がとれるし......」

「お勤めに出ることは難しい。自宅でできる仕事を考えたほうがいい。例えば、翻訳を身につけるとか」

「小説も書いてみたいが、社会経験が乏しいからものにならんかもね」

「具体的に決めるのはまだ先でもいいから、今、できること、やるべきことに、努力!努力」

「うん、私が頼れるものは、やっぱり学力だけなんだ」

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