双语阅读:《福尔摩斯之银色马》第12回
「だって、あの厩舎はグレゴリ警部が調べたんだろう?」
「馬の扱いもあいつぐらいになると、どうにでもぺてんの利くもんだよ」
「だって君は、ブラウンに馬を預けておいて心配はないのかい? あの馬に傷をつければ、どの点から見てもブラウンの利益になるんだのに」
「安心したまえ。ブラウンは掌中の玉のように馬を大切にするから。少しでも罪を軽くしてもらうには馬を安全にしておくのが、唯一の方法だと、ちゃんと心得ているんだ」
「だが、ロス大佐のあの様子じゃどんなことをしたって、寛大な処置をとりそうもないね」
「この事件は大佐の一存じゃきまらないんだ。僕は自分の思う通りに歩を進めていいように話しておく。そこは警察の役人でない有難さ。君はどう思ったか知らないが、大佐の態度は僕には少々素気(そっけ)なさすぎた。だから費用は先持ちで、ちょっとばかり面白いことをしてやろうと思うんだ。馬のことは大佐には何んにもいわずにおきたまえ」
「いいとも、君が許すまでは黙ってるよ」
「もっともこんなことはジョン·ストレーカ殺しの犯人問題に比べれば、ごく些細なことだがね」
「じゃ、これからその方に専念するつもりなのか?」
「いいや、夜行列車で一緒にロンドンへ帰ろう」
ホームズのこの言葉に私はひどく驚かされた。デヴォンシャへ来てまだ二三時間にしかならないのに、これほど素晴しい成功を持って進捗しつつある事件を、すっぱりと見切りをつけてしまおうとする彼の腹が、私には分らなかった。いろいろ訊ねてみたが、彼が黙々として、ストレーカの家へ帰りつくまで一言も発しなかった。帰ってみると、大佐は警部と一緒に客間で待っていた。
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